最高級の真珠を作るには、職人達による絶え間ない努力と真珠にとって最適な海が必要条件となります。ブリリアンスプラス オーガニックパールが作られる漁場は最も最適な環境に管理され、真珠養殖に関わる職人たちが、自分の子どもを育てるように一粒一粒の真珠と向かい合って、大切に真珠を育て続けています。
潮の流れが穏やかで、プランクトンも豊富で、一年の平均海水温度が15℃以上、冬場で13℃以下になる場合に備えて対処できる漁場であること。上記条件に加え、真珠にとって最適な海の環境を維持するために、外的要因による海の環境変化が起きないよう、湾内の漁業権を行使し尚且つ、生活用水は綺麗に濾過してから海へ、栄養分の源になる漁場周りの山も保有するなど徹底管理されています。
品質の良い真珠を育てるには養殖期間が長ければよいが、その分、台風や異常気象などの天災、赤潮などの海洋汚染などにさらされて貝が死んでしまうリスクも高まります。最高の真珠を生み出すために、環境を徹底的に管理し、365日休みなく多くの職人の手で育てられています。様々な工程と多くの職人たちの手と真心に守られて生み出される真珠の養殖工程をご紹介します。
人工採苗による稚貝育成。
真珠は、まず稚貝(幼い小さな貝)養殖から始まります。時期は3月~6月、採苗した稚貝を専用の水槽で15日~25日間飼育します。1~1.5mmの大きさに成長。
健康な母貝に育てるため、成長過程で付着するフジツボなどの付着物の掃除などを丁寧に繰り返していきます。母貝は、真珠層の巻きの厚さ、輝き(テリ)に影響するため、毎年データをとり、真珠層をよく巻く母貝が出来るようにしています。
水温が温かくなる4月~10月、核入れ作業が始まります。稚貝から2年間かけて育てた母貝の生殖巣に真珠の素になる“核”と真珠形成に重要な役割となる"ピース"と呼ばれる外套膜の切片を入れます。この工程は難しく、貝にとっても大きな負担となりますので、術後に死んでしまったり、核を吐き出したりしますので、この工程はとても高度な技術が必要になります。核は、アメリカのミシシッピー河で採れるドブ貝を円く削ったもの。ピースは、アコヤ貝の外套膜の細胞片を使います。ピースは、真珠の色目、透明感に影響しますので母貝と同じく毎年データを取り、よい色目を出す貝が出来るようにしています。挿核した貝は、浜揚げされるまで個々にきちんと管理し、貝の生存率、真珠の商品率も数値化されています。
職人の家族環境や精神状態がそのまま真珠の品質に反映されてくるため、個々の自己管理を大切にし、人間の都合に合わせるのではなく、常に海の状況、貝の状態に合わせて作業していきます。
核入れ後、手術の傷が治るまで、養成用のカゴに入れ波の穏やかな場所で管理します。養成後、レントゲンの機械に通して、核が脱核してないか、適正な位置に留まっているかの確認も行います。
レントゲンで検査し、縦籠に並べ足糸がついたのを確認後、当年物で、7~9ヶ月、越し物で、15~22ヶ月の期間沖出しします。越し物真珠を作るには、2年分の手術貝(挿核した貝)を吊るさなくてはなりません。母貝もピースの元となる細胞貝も2年育ててからしか使いませんので、その貝を吊るす漁場も必要。密集して貝が酸素不足にならないよう餌が行き渡るように十分な間隔を空けて吊るします。
2年育てた貝も全部使用するわけではなく、技術者が貝の内側(肉質)を見て破棄する貝もあり、コスト面や色々なリスクを負わなければなりません。
海水温が下がる(13℃以下)12~1月時期。沖出ししていた貝を引き揚げ真珠を取り出します。この時期は真珠の表面光沢が最も良い時期で、浜揚げ前に化粧巻き漁場へ移動させ、きめの細かい真珠層を形成させ色やテリを良くします。幾つか貝を開き、状態を確認。良ければ浜揚げします。
引き上げた籠から貝を外し、貝を開きます。貝柱を残して貝の内部を全て取り出して肉砕機に入れます。これを水槽に移し、貝の肉片を水で洗い流し真珠を取り出します。
浜揚げ後、子どものように育て上げた真珠たちに出会うときが、最も喜びが高まるとき。
真珠は自然が生み出した生き物。同じ環境で育っても、まったく同じ形、色目、輝りの真珠は1粒たりともありません。
サイズ、形、傷、巻き、色目、輝り、シミの大小で選別を行います。
サイズは0.5mm刻み、形は、丸、長(オーバル)、スワリ(ボタン)、バロック(変形)で分けていきます。
浜揚げしたままの殆どの真珠には、真珠ができるまでに核と真珠層の間などに混入した不純物があり、シミができたりしています。浜揚げ珠の選別のあと、それらシミを取り除く処理を行うため0.8mmほどの穴を開ける加工を行います。また、それら穴を開けることで真珠をジュエリーとして用いることができます。
穴を開ける位置を間違えてしまうと商品価値に影響をきたすため、真珠一粒一粒の形や傷を指先で回しながら確認し、その真珠が最も活きる位置を見つけマーク。マークした位置に素早く正確に穴を開けます。穴を開けたら元には戻せないので最も緊張する工程です。
真珠に開けた穴を利用して、シミ抜き加工を行います。シミ(核と真珠層の間などにある有機物)を取り除き、真珠層だけの状態にしてありのままの輝きの真珠に仕立てます。過度のシミ抜きを行うと真珠層を破壊する恐れがあるので、慎重に状態を見極めながら行います。シミの少ないもので1週間、シミの多いもので取り除くのに半月近くかかります。シミ抜きは不純物を取り除くために行うもので、色を白く漂白するものではありません。
真珠のジュエリーの代表といえば、パールネックレス。
真珠一粒一粒の品質と連相がパールネックレスの美しさの要素となります。
細かく選別された真珠を連台と呼ばれる台にのせ、真珠の品質を均一に揃えていきます。
揃ったら糸で仮通しした後にカットしながら最終的な長さに仕上げていきます。結び目の強弱によっても身に付けたときの見え方に左右されますので、熟練の職人による技が必要とされます。
パールジュエリー
美しき定番、連のネックレスをピアスとセットで販売します。厳選した真円の真珠を丁寧に連ねた最高の逸品です。
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べーシックなパールピアスだからこそ上質なものを。真珠の深い虹色の輝りが清楚に耳元を飾ります。
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越し物のアコヤ真珠の美しさを素直に感じる、上品でシンプルな一粒パールネックレス。
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澄んだダイヤモンドと瑞々しい真珠。嫌みのないシルエットのデザインでエレガントに胸元を飾ります。
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上質な真珠の輝りにひと粒のダイヤモンドを添えた二つ目のパールピアスとして持ちたい商品です。
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黄金の帽子を冠ったモダンなパールネックレス。柔らかな印象の地金が品の良いスパイスに。
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マットな地金と真珠のコントラストが個性的で大胆。地金のプレーンな縁取りがモードなパールピアス。
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軽やかなメレダイヤモンド付きのサークルが印象的。瑞々しい真珠とのシルエットがとてもモダンです。
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人気のクロスステッチシリーズに真珠をあしらったメレダイヤモンドがチャーミングに輝くフープピアスです。
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ダイヤモンドを埋め込んだコロンとした可愛いデザイン。フォーマルにもカジュアルにも似合う商品です。
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ゆらりと繊細で軽やかな動きあるデザインです。エレガントさと真珠の光沢が視線を集めます。
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