ブリリアンスプラスの4つのカラーゴールド

4つのカラーゴールド

4つのカラーゴールド

1. ゴールドについて

ゴールドは変わらない美しい輝きを持ち、錆びたり朽ちたりしないので、古くから工芸品やジュエリーとして利用されてきました。
ゴールドとはサンスクリット語の「輝く」という意味の言葉が語源。金を示す化学記号【Au】はラテン語のaurumに由来します。展延性に富み、鮮やかな黄金色の色彩が特徴です。
宝石や指輪の地金やセッティングに悩んだら、プラチナより手頃な価格も魅力のひとつです。ブライダルリングの素材としてもファッショナブルなカラーが欧米では人気です。

ゴールドの表記

日本では通常、金の含有量を24分率で表し、「K」で表示します。99.9%以上の純度の金は純金で「K24」と表示され、24金とも呼ばれます。
純金はとても柔らかいためジュエリーには不向きのため、合金で強度を高めて使われるのが一般的です。
ブリリアンスプラスで使用している18金は、金が24分の18含まれている合金であり、75%の純金と25%の割金が入っていることを意味します。これはかつて金の基本単位である1トロイオンス(31.1035g)が24カラットと定められていたことから始まったものです。
この「K」はカラット(米ではkarat、英ではcarat)ですが、ダイヤモンドの重量を示す単位であるカラット(carat)とは異なります。金を24分率ではなく千分率によって表示する国も多く、イタリアを中心としたヨーロッパでは千分率表示が多く使われています。この場合、18金は「750」と刻印されることになります。

2. ゴールドのカラーバリエーション

金の割金には、一般的に銀、銅、パラジウムなどが使われます。
シルバーやプラチナの場合の割金は、硬度を高くするというのが主な目的ですが、ゴールドの場合は、色のバリエーションを出すことも大切な目的です。割金の配合によってゴールドの色合いが微妙に変化し、多彩な色彩が生まれるのです。

ホワイトゴールド[WG]

元々は第一次大戦後のヨーロッパでプラチナの代用品として開発され、広まったのが由来のホワイトゴールド。現在欧米では白い金属と言えばプラチナではなくホワイト・ゴールドを指すぐらい一般的になっています。
ジュエリーには「K18WG」と打刻されます。K18の場合、配合は金75%、割金25%が銀やパラジウムなどの白色金属を加えて、その黄金色を薄めシャンパンの様な色にしたものに、ロジウム(白金族で最も白い金属)でコーティングを施し、輝くような白さに仕上げます。
昔は割金としてニッケルを使うのが一般的でしたが、金属アレルギーの原因になりやすいため現在主流ではありません。
花嫁衣裳を思わせる清楚な白色は、ブライダルジュエリーでは男女問わずのスタンダードカラーです。
※ホワイトゴールドは2020年5月に販売中止となりました

シャンパンゴールド[CG]

K18シャンパンゴールドは、シャンパンに似た色のゴールドのこと。75%が金、残り25%に白色金属の割金(銀、亜鉛、パラジウムなど)を加え、控えめなイエローの「シャンパンカラー」にしています。
ブリリアンスプラスでは、他のゴールドと区別するためK18CGと表記しています。色のイメージとしては、イエローとホワイトとの中間といった雰囲気です。
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イエローゴールド[YG]

ごく一般的な金色をしたゴールドのことです。ジュエリーにはK18YGと表記・打刻されます。
25%の割金のうち、銀と銅を同じ割合で混ぜてあり「五分割り(ごぶわり)」とも呼ばれてます。銀と銅の比率が4:6の四分六(しぶろく)もありますが、五分割りや、銀と銅の比率が6:4の逆四分が一般的です。
K18の場合、配合は金75%、割金25%が銀や銅など。銀や銅の割合によって微妙に色に差が出ます。
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ピンクゴールド[PG]

銀と銅の比率が2:8、さらにパラジウムと微量の亜鉛を混ぜてピンク色を出したゴールドです。
割金の関係で通常の18金よりも硬いので、加工の際に割れやすく、サイズ直しなどが難しいのが特徴。ジュエリーには「K18PG」と表記・打刻されます。
K18の場合、配合は金75%、割金25%が銅や銀、パラジウムなど、銅の割合によって赤味が増減します。その可憐な色からローズゴールドと呼ばれることも。 肌なじみの良い、柔らかく優しいピンクの色合いが、いまマリッジリングでも特に、女性に人気のカラーです。
男性と女性で他はすべて同じデザインで、素材だけ色違いで選ばれるのもお薦めです。 ※ピンクゴールド婚約指輪は、サイズお直しの範囲が原則±1サイズまでとなります。それ以上のお直しになる場合、新品にお作り直しとなる場合がございますのでご相談ください。
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3. ゴールド・ジュエリーのケア方法

ゴールド・ジュエリーのケア方法

ゴールド・ジュエリーのクリーニングは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で、柔らかいブラシを用いてやさしく洗いましょう。塩素や、洗浄液などに代表される強い化学薬品には触れさせないようにしましょう。
そうするだけで、デイリー使いにおけるキズがつきにくくなり、ゴールドの輝きを長持ちさせることができます。
その他にも私たちの身の回りには、ゴールドをキズつけてしまうさまざまな要素があります。それらから保護するために、身に着けない時は柔らかい布にくるむか、ジュエリーボックスなどに入れて保管しましょう。