婚約指輪のサイズがわからない方必見!リングサイズ選びを徹底解説

婚約指輪

  • 更新日:2024.12.03
婚約指輪 ヘイロー リース、結婚指輪 サリュー(E311-02-00898-D、M31L-02-01370M-Z)

婚約指輪を購入をするにあたり、リングサイズでお悩みの方へ。ずっと愛用するためにサイズ選びはデザイン選びと同じくらい重要です。

後悔のないサイズ選びのコツや、サイズ直しの注意点、サプライズで婚約指輪を贈りたいけれどお相手のリングサイズが分からない場合の対処方法をご紹介します。

この記事の概要は…

  • リングサイズはリング棒かリングゲージで測るのが一般的
  • サイズ直しは何度もできるわけではないので、サイズ選びは慎重に
  • 婚約指輪のサイズはフィット感のあるものがおすすめ
  • サプライズで贈りたいなら「ダイヤモンドでプロポーズ」も候補に入れて
婚約指輪を探し始めたばかりの方へ

リングサイズの基礎知識

婚約指輪のリングサイズの知り方に入る前に、まずはリングサイズの基礎知識をご紹介します。少し盛りだくさんになってしまいますが、サイズ選びは愛着を持って身に着けるために非常に重要です。正しく選べるよう、ぜひ目を通してみてください。

そもそもリングサイズとは?

指の太さは“リングサイズ”で表されます。リングサイズの規格は複数あり、国によって異なるだけでなく、国内でも2種類が存在しています。

日本で使用される代表的なリングサイズはJCS(Japan Custom Size)規格。実はこちらは旧規格なのですが、現在も慣習的なリングサイズとして国内で広く使われています。ブリリアンスプラスのリングサイズも、こちらの規格を採用しています。よく言われる「リングサイズが◯号」というのは、このJCS規格を指すことがほとんどです。JCS規格では最も小さな「1号」が直径13.0mm内周40.8mmと設定されており、サイズが1号大きくなるにつれて内周が約1mm、直径が約1/3mmずつ大きくなります。

次はJIS規格。社団法人日本ジュエリー協会が国際規格のISOに準拠したリングサイズとして提唱したものです。JIS規格の号数は内周の整数で表され、 表記は41号〜76号までとなります。「JCS企画に40を足した数字になる」と覚えておくと分かりやすいです。

ヨーロッパの多くの国では、現在ISOに準拠したリングサイズが使用されており、JIS規格と同じサイズ表記になっています。

その他、海外の規格もチェックしていきましょう。
アメリカのサイズ表記はJCS規格と似ていますが、単位がインチのため、号数が大きくなるほど差が出てきます。
イギリスのサイズ規格はアルファベットを使用し、Cから始まりZで終わるのが特徴。ニュージーランド、オーストラリア、アフリカなどでもスタンダードとなっています。

すべての規格を一覧にまとめると、このようになります。

日本
[JCS規格]
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27
アメリカ 1 1/2 2 21/2 3 31/2 4 41/2 5 51/2 6 61/2 7 71/2 8 81/2 9 91/2 10 101/2 11 111/2 12 121/2 13
イギリス C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z
日本の一部/ヨーロッパ
(JIS規格)
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67

リングサイズの測り方

リングサイズ 測り方

リングサイズの概要について知ったところで、次は実際にリングサイズの測定の仕方や注意点を見ていきましょう。

リングサイズの測定ツールを利用

サイズ棒
サイズ棒
リングゲージ
リングゲージ

まずは検討している指輪と同じサイズ規格の、サイズ棒かリングゲージを用意します。

指輪を着ける予定の指にぴったり合うリングを用意できる場合は、そのリングをサイズ棒に通すことで、リングサイズを確認することができます。
目盛りとリングの輪が平行に重なった場所で、目盛りを読みます。 指輪がぴったりと止まらずにガタガタと動いてしまう場合は、指輪に歪みが生じており正確な計測が出来ない可能性があるので注意してください。

リングサイズが分からない、改めて確認したい場合は、リングゲージを使います。リングは断面の形状に応じて指あたりが変わるので、検討しているリングと同じ形状のリングゲージを使うことが重要です。代表的な形状は「甲丸」と「平打ち」です。甲丸はリングの断面がかまぼこのような丸みを帯びており、ブライダルリングによく用いられています。平打ちは断面がフラットで長方形です。

リングゲージに指を通したら、リングゲージの重みで指が不自然に引っ張られないように、リングゲージを机に置いた状態で測っていきます。指にまっすぐ通しただけでなく、握ったり開いたり、日常のしぐさで窮屈さや違和感を感じないかどうか念入りに、時間をかけて試してみてください。

最後は外す時の感覚もチェック。リングゲージを関節に対して縦に持ち、少しづつ上下に動かしながら抜いていきます。知らないうちに指から抜け落ちて紛失しないよう、軽く引っ張った程度では抜けない、第二関節がギリギリ通るサイズを選んでください。

むくみに配慮する

指のむくみによって指輪がきつく感じることがあるので、むくみにも配慮しておきましょう。

まずは1日の中での変動。指も足と同じで、夜に近づくほどむくみが出やすくなります。そのため、時間帯を変えて何度かサイズを測ると、最適なリングサイズが選びやすくなります。
この他にも、運動した後や、お酒を飲んだ当日と翌日はいつもよりも指がむくみやすくなります。また、水分を多く取る夏場の方が冬場よりもむくみやすく、さらに体調に応じてもむくみ具合が異なります。

こう聞くと「大きめのサイズを選んだ方がいいのかな」と思われがちですが、ひっかかりなく着け外しできるサイズを選んでしまうと、思わぬ紛失にも繋がるので注意が必要です。

手の形にも注目

最適なサイズは、指の形状によっても微妙に変わってきます。
指が根元に向かって太くなっている場合は根元でひっかかりを感じるサイズ、指の根本が細い場合は、指輪を抜くとき第二関節でひっかかるサイズが、しっくりとくる場合が多いようです。

リングの幅に応じてサイズサイズが変わる

リングのアームの幅によっても、適切なリングサイズは変わります。指輪は幅が太くなるほど指へのフィット感が高まるので、測定時よりも幅の広いリング、特に幅が4mm以上の広いリングを選ぶ場合は、リングゲージの測定時よりも大きいサイズを選ぶことをおすすめします。

リングのサイズ変更は、回数とデザインに制限がある

多くの婚約指輪のサイズは後から、±2号程度の範囲内で小さく、あるいは大きくすることもできます。ただし、素材やデザインによっては変更ではなく交換の対応になったり、調整できるサイズ範囲に制限がある場合も。
代表的なのがピンクゴールド素材や、エタニティ・パヴェなどのメレダイヤモンドをアームの全周に施したデザインです。

また、リングのサイズ直しは金属に負担がかかり強度の低下に繋がるため、何回もできるものではありません。ブリリアンスプラスでは2回以内に収めることをおすすめしています。

気になる費用ですが、婚約指輪のようなブライダルリングの場合、購入したブランドで無料でサイズ直しを受けてもらえるケースが大半です。購入店とは別の場所でサイズ直しを依頼する場合は、5,000〜10,000円程度の料金がかかります。リングサイズを大きくする場合は金属を足す必要があるため、追加料金がかかるケースもあります。

婚約指輪のリングサイズの選び方

基本を押さえたところで、婚約指輪のサイズ選びのためのコツを見ていきましょう。

一般的な女性・男性の薬指の平均リングサイズは何号?

日本で広く使われているJCS(Japan Custom Size)規格に照らし合わせると、女性の薬指の平均サイズは8〜11号(内周48.2~50.3mm)、男性の薬指の平均サイズは13〜18号(53.4~58.6mm)です。お店の婚約指輪のサンプルは9号か11号で用意されていることが多いようです。

婚約指輪はゆるめ、きつめのどちらがいい?

婚約指輪を選ぶ際は、フィット感の高いサイズをおすすめします。婚約指輪は真ん中に大きなダイヤモンドが留まったデザインが多いため、サイズが大きいと、ダイヤの重みの影響でリングが指の根元で回ってしまいやすくなります。ダイヤが指の真ん中にある状態できれいに着けるためには、ぴったりとした装着感がベストです。

妊娠や出産でリングサイズが変わる?

妊娠や出産によって指のサイズが大きくなることがあると聞いて「将来を見据えて大きめを選んでおいた方がいいのかな」と悩んでいるという声もよく聞きます。しかし、妊娠や出産に伴うリングサイズの変化は基本的に、むくみなど体調の変化による一時的なものです。

出産後半年から1年でリングサイズは元に戻る場合が多いので、妊娠前のサイズに合わせて選んでおくのが一般的です。産後はあせらずゆっくりと様子を見て、どうしてもリングサイズが合わないと判断できた時に初めて、サイズ直しを検討してください。

婚約指輪を一緒に選ぶカップルも多い

このように婚約指輪のサイズは配慮すべきことが多く、贈る方一人で選ぶのはなかなかハードルが高いものです。そのため最近では、婚約指輪はプロポーズ後に二人一緒に選びに行くというケースも増えています。

サプライズで婚約指輪を贈りたい場合

婚約指輪を一緒に選ぶカップルが増えているといえども、サプライズで贈ることにこだわりたいという方も少なくないはず。でもお相手のリングサイズが分からない場合、どうしたらいいのか悩んでしまいますよね。

そんな方へ向け、サプライズプロポーズを成功させるために、ぜひ知っておいていただきたいポイントをご紹介します。

おすすめは「ダイヤモンドでプロポーズ」や「プロポーズリング」

今までお話ししてきた通り、婚約指輪のサイズ選びは、身に着ける人自身でさえ悩む繊細な問題です。そんな中でも自信を持ってサプライズできる方法としておすすめしたいのが「ダイヤモンドでプロポーズ」や「プロポーズリング」です。

ダイヤモンドでプロポーズとは、プロポーズの際はダイヤモンドを贈り、後日二人でデザインを決めてリングに仕立てるというサービスです。

プロポーズリングは、プロポーズ用の仮のリングのことで、婚約指輪は後日二人で一緒に選ぶことになります。婚約指輪に近いクオリティのものから、キュービックジルコニアなどを使用したカジュアルなものまで、様々な種類があります。

婚約指輪そのものではなくこの2つをおすすめするのは、リングサイズだけが理由ではありません。婚約指輪を贈る際にはサイズだけでなくデザイン選びも重要なポイント。一生大切にする指輪だからこそ、愛着を持って身に着けられるようお相手の好みのものを贈ってあげたいものです。

しかしパートナーの好きなデザインを見極めることは非常に難しく、ブリリアンスプラスが行った実験では、71.5%のカップルがお互いの贈りたい・贈られたいデザインが一致しませんでした。

婚約指輪を贈ってもらえたこと自体は嬉しいのに、デザインの好みが一致しないせいで心から喜べなかった…そんな声も少なくありません。二人が心から満足できる、それが婚約指輪ではなく「ダイヤモンドでプロポーズ」や「プロポーズリング」を贈るメリットです。

「婚約指輪」「ダイヤモンドでプロポーズ」「プロポーズリング」の特徴を比較してみるとこうなります。

婚約指輪 ダイヤモンドでプロポーズ プロポーズリング
特徴   ・ダイヤモンドを先に選んでプロポーズ
・リングデザインを二人で選ぶ
・プロポーズ専用のリングを渡す
・リングデザイン、ブランドによってはダイヤモンドも二人で選ぶ
サプライズ感
特別感の演出
(キュービックジルコニア、シルバー枠などを使用してるデザインの場合は高級感があまり出ない)
リングデザインのミスマッチ 可能性あり 無し 無し
リングサイズのミスマッチ 可能性あり 無し 無し
プロポーズに対する価値観のミスマッチ 可能性あり
(デザインが気にいるか次第)
ほぼ無し 可能性あり
(個人差あり)
リングとネックレスの選択 ×
その他 ハートアンドキューピッド(※)をパートナーにじっくりと見てもらうことができる

※ハートアンドキューピッドとは、ダイヤモンドを専用のスコープで見た際に、ハートと矢の模様が見られる現象のことで、特定のダイヤモンドにのみ起こります。ハートアンドキューピッドは、ジュエリーに仕立てる前のルース(裸石)の状態でしか見ることができません
詳細はこちら

リングサイズを気にしなくて良いだけでなく、プロポーズにふさわしい高級感もあり、ネックレスかリングかという時点からお相手の希望を叶えることができるという点で、ブリリアンスプラスでは「ダイヤモンドでプロポーズ」を特におすすめしています。

ブリリアンスプラスの「ダイヤモンドでプロポーズ」なら

常時3万個以上の豊富なダイヤモンドをご紹介しているブリリアンスプラスなら、品質に細かくこだわることができます。また、ダイヤモンドのカラット数を思い入れのある日付にできる「アニバーサリーダイヤモンド」を選ぶことも可能。より特別感のあるサプライズプロポーズが叶います。

どうしてもサプライズで婚約指輪を贈りたい場合は

やはり婚約指輪を贈りたいという場合は、なんとかしてお相手のリングサイズを知る必要があります。そんな時の対処法や、知っておきたい注意点をご紹介します。

糸や紐を使うのは避けて

婚約指輪のリングサイズを探る方法として、お相手が寝ている間に糸や紐で測るというテクニックがよく紹介されていますが、この方法は実際のリングサイズと比べ誤差が大きくなる可能性が高いため、おすすめできません。

最近はリングサイズを測るアプリも登場していますが、現時点では精度が低い傾向にあり、こちらも使用には慎重になった方がよさそうです。

パートナーのリングが手に入ると測りやすい

お相手の指輪が入手できるようであれば、そのサイズをリング棒で測るのが最も正確な方法です。ただし、婚約指輪を着ける左手薬指にフィットする指輪でなくてはいけないので、その点だけは気をつけてくださいね。

ジュエリーブランドの中にはリング棒を貸し出しているところもあるので、活用してみるとよいでしょう。

知り合いに協力をお願いする

パートナーの友達やご家族に頼んで、リングサイズを教えてもらう、あるいは調べてもらったり、さりげなく聞き出してもらうこともできます。

大きめサイズで贈る

サイズ直しを前提に、大きめサイズの婚約指輪を贈るのも一つの方法です。この際はサイズ直しをできるデザインを選ぶ必要があるので、購入時にお店にしっかりと確認するようにしましょう。またサイズ直しには調整範囲に制限がある場合が多いので、そこもきちんと押さえた上で、リングサイズを決めてください。

まとめ

一緒に選ぶ場合も、サプライズで贈る場合も知っておきたい、婚約指輪のサイズ選びのコツをご紹介しました。きちんとしたサイズで選べると、日常でより身に着けやすくなり出番が増えるというメリットもあります。プロポーズの瞬間だけでなく後々の結婚生活の中でも楽しめる婚約指輪選び。今回の内容が、そのお役に立てれば嬉しいです。

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