リングってサイズ変更できるの?出来るデザインと出来ないデザイン
- 更新日:2023.07.26
皆さんは、自分のリングサイズをご存知ですか? 指輪選びの際に、デザインや値段だけでなく、自分に合ったリングサイズを知るのもとても大切です。
今回は、婚約指輪(エンゲージリング)や結婚指輪(マリッジリング)を購入する場合のリングサイズについて、注意したいポイントをご紹介します。
この記事の概要は…
結婚指輪を探し始めたばかりの方へ
立ちっぱなしだった一日、お酒を飲んだ翌日、足や顔がむくんでいると感じることはありませんか?
同じように指にもむくみが出て、リングサイズに影響する場合があります。毎日リングを着ける方は、サイズの変化を感じる機会も多いのではないでしょうか。
一般的に、むくみが出やすい季節は“夏”だと言われています。
ムッとするような暑い日には、ついつい冷たい食べ物や飲み物が欲しくなりますよね。また、エアコンが効いた室内にいる時間も増えるという人もいるでしょう。これにより、身体が冷えてむくみが出やすくなります。冬にはちょうどよかったリングサイズが、夏にきつく感じるのは、そのためです。
大切な記念の品となる婚約指輪や、毎日身に着ける結婚指輪は、むくんだ時も考慮してサイズを選ぶことが大切です。また、女性は妊娠中など体調の変化によってもむくみが出やすくなるため、その時々でサイズが変わることはよくあると覚えておきましょう。
普段、あまり指輪を着ける習慣がなく、むくみの状況が分からない人は、朝・夕など時間を変えたり、何日か継続してサイズを計測することもおすすめします。
多くのデザインは、完成後もサイズ直しが可能です。しかしデザインによっては、直せるサイズの範囲が通常よりも限られるもの、またサイズ直しが出来ないものもあります。あらかじめ、その条件を知ることも、婚約指輪と結婚指輪を決める重要なポイントです。
たとえば、リング一周にダイヤモンドがセッティングされた「フル・エタニティリング」。サイズ直しはリングの一部を切断して行なうため、ダイヤモンドがバランスよく全周に留まっている場合はサイズ直しが出来ません。
また、素材に肌なじみのよいピンク色が特徴の「ピンクゴールド」を選ぶ際には、プラチナやゴールド(シャンパンゴールド・イエローゴールド)など、ほかの素材よりも直せるサイズ範囲が変わるので注意しましょう。
比較的、やわらかいプラチナや、シャンパンゴールド、イエローゴールドとは異なり、ピンクゴールドは色味を出すために、ゴールドにより硬い銅を化合してつくられます。
そのため、ほかの素材よりやや硬いという特徴があります。ですので、ピンクゴールドのリングを大幅にサイズ直しすると、リングがひび割れたり、真円に仕上がらない可能性も。サイズ直しの範囲は、ほかの素材よりも限られます。
このほか、小粒のメレダイヤモンドが敷き詰められた「パヴェ」を代表する脇石を多く使用する指輪や、異素材を組み合わせているデザイン、鍛造製法でつくられたリングを選ぶ場合は、サイズ直しが出来ないことが多いので、ご注意を。
指輪のサイズは緩すぎると、思わぬタイミングで外れてしまったり、ゆがみやすくなったりします。一方で、きついとむくんだとき
に外れなくなったり、痛くなったりしますし、それが嫌で着けなくなってしまうという人もいます。
一生を共にしたい大切な存在だからこそ、自分にあったサイズを選び、サイズ直しも上手に使って、末長く愛用してくださいね。
デザインはもちろん、素材や幅、サイズも自由に選べるセミオーダーの結婚指輪。ずっと身に着けるものだからこそ、お二人のこだわりがつまった世界で一つの結婚指輪を選んでみませんか。