【女性の憧れ】プロポーズは花束と婚約指輪を!花言葉などの基本をご紹介
- 更新日:2023.12.21
プロポーズの際に贈るものとして、指輪と同じくらいポピュラーな「花束」。
贈り慣れないから……とお迷いの方もいらっしゃるかもしれませんが、プロポーズに花束を添えることはとてもおすすめです。
口には出さなくても、プロポーズと共に花束をもらうことに憧れている女性はたくさんいらっしゃいます。
また花束があることで想いが伝えやすくなったり、写真にも残せるのでより思い出深い時間になるなど、花束はプロポーズの大切な立役者とも言えます。
今回はブリリアンス・プラスのショールームのお花を手がけていただいている「GOLDENSYUNKA」さんにご監修いただき、プロポーズで花束を贈るときに、気をつけたい3つのポイントについてお話いたします。
プロポーズを考え始めたばかりの方へ
目次
この記事の概要は…
プロポーズで花束を贈ろうと決めたら、まずは花の種類・色・本数に着目してみてください。
花には種類によってそれぞれの花言葉があり、その言葉に気持ちを込めて贈ることができます。
「108本の赤いバラ」のように、色や本数にも意味が込められている場合があるので、その意味も合わせて選ぶことで、大切な想いがお相手に伝わりやすくなります。
プロポーズの花束として一番人気なのは「赤いバラ」の花束。赤いバラの花言葉は「あなたを愛しています」「純愛」「情熱」と、プロポーズに相応しい言葉ばかり。
また、バラの花言葉は色や本数によってさまざまな意味合いがあります。
たとえば12本のバラの花束は「ダーズンローズ(1ダースのバラ)」と呼ばれ、「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」という、結婚生活に必要な12の要素を意味します。
結婚式で贈られた新婦が、この中から1本を選び、新郎の胸元に飾るというヨーロッパ発祥の演出も人気です。
また108本のバラの花束には、「結婚してください」という意味があるとされています。多くの人が初めて目にするほどの大きなバラの花束はインパクト満点。まさにプロポーズを特別なイベントにするための花束です。
赤:「あなたを愛しています」「愛」「情熱」「愛情」
黄色:「あなたの全てが可愛い」
オレンジ:「絆」「信頼」
〔本数〕1本…「一目惚れ」
3本…「愛しています」「告白」
11本…「最愛」
108本…「結婚してください」「プロポーズ」
バラ以外にも、プロポーズにぴったりな花言葉を持つ花はたくさんあります。
赤:「愛の告白」紫:「不滅の愛」白:「失恋」黄色:「望みなき愛」
チューリップもバラと同じく色によって意味合いが変わります。中にはネガティブな意味を持つ色もありますので色を選ぶ際は気をつけてください。
赤:「燃える神秘の愛」「チャレンジ」ピンク:「熱愛」「崇高な美」オレンジ:「神秘」「冒険心」
オレンジの冒険心は、これからの新しい人生の門出に立つお二人の意気込みにもぴったりです。
「すばらしい美」「夢のように美しい」
カラーは結婚式のブーケにも人気のお花で、花嫁の美しさを表しています。
「永遠の愛」
赤:「あなたは魅力に満ちている」
赤:「あなたを愛します」
「あなただけを見つめています」
「あなたは素晴らしい」
また、日本で古くから言い伝えられてきた「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という女性の美しさを表現した3つの花もプレゼントとして人気があります。
どこか懐かしい気持ちになるような上品な佇まいの花を、お相手のイメージに合わせて花束にするのも素敵ですね。
「恥じらい」
「はにかみ」
「高貴」
「思いやり」
「純潔」
「無垢」
プロポーズのための花束は、一生の思い出に残るようにとボリュームたっぷりにする方も多いようです。
ただ、あまりに大きいとプロポーズまでの間隠しておくのが難しく、またプロポーズ後に持ち帰るのが大変という側面も。花束を受け取るお相手の負担も考慮しつつ、本数を選ぶことが大切です。
もし外出先で贈るのであれば、帰りは車を手配するなどの心配りがあるとパーフェクト。
また、大きな花束でも、飾るときに花の丈を切りいくつかの花瓶や容器に分けて飾れば、特別な花瓶などを用意する必要なくご自宅で楽しむことができます。
少しの心配りや工夫で、お相手に負担をかけずに大きな花束を贈ることは充分に可能です。
プリザーブドフラワーと生花どちらにする?
プロポーズの花束に、ずっと思い出に残せるようにとプリザーブドフラワーを検討する方もいらっしゃいます。
プリザーブドフラワーは生花の水分や色素を抜き、代わりにインクと薬剤を入れることで花の柔らかさや美しい色合いなどを長く楽しめるように加工したもの。
しかしプリザーブドフラワーもずっとそのままの姿を保てるわけではなく、長期間保管するには直射日光を避けたり、湿度や保管場所などに配慮する必要があります。
婚約指輪を別に用意するのであれば、花束が枯れてしまっても指輪が手元に残るので、生花の花束を贈っても良いかもしれません。
プロポーズ後に花束をご自身で加工する場合は、プリザーブドフラワーよりドライフラワーの方が加工しやすいため、予めドライフラワーにしやすい花で花束を作ることもおすすめです。
花束の値段は、本数や花の種類はもちろん、自分で花屋さんで用意するか、ホテルなどの会場で用意してもらうかによっても異なります。
会場で用意してもらった場合、お店側のコストが加算されて割高になる可能性もあります。
花屋さんで購入する場合、10,000〜20,000円ほどの花束を購入する方が多く、婚約指輪などのメインとなるプレゼントに添えて花束を渡す場合には、5,000円〜10,000円ほどが相場になるようです。
値段が気になる方は、花屋さんから配送してもらうという方法も。お店によっては薔薇にメッセージを入れるなど、特別なオプションを選べる場合もあります。
色や花の種類などのご希望が決まったら、花屋さんに早めの予約がおすすめ。花によっては開花調整をして、一番美しい状態にしてから花束にするため、準備に時間がかかります。
また「108本のバラ」など、本数が多い場合も事前に相談しておくと安心です。南北に長い日本では、季節によって最高のバラができる産地が変わります。また母の日やクリスマスには需給のバランスでバラの値段が高くなる傾向があります。
どんな花がいいのかも含めて、花屋さんは相談に乗ってくれますので、ぜひ問い合わせてみてください。
どんな花束にするかと同じくらい、花束をどう渡すかは大切なポイント。ホテルや自宅で二人きりの空間でプロポーズする際は、サポートしてもらうことができないため、演出を考えておくと安心です。
婚約指輪を渡す際にも、花束を添えるとロマンチックかつスムーズな流れで渡せます。また、プロポーズの際に婚約指輪がない場合はなおのこと、花束が重要な役割を果たしてくれます。
ブリリアンスプラスで婚約指輪を選んだ先輩カップルの「花束プロポーズ」のエピソードを参考に、ご自分らしい素敵な渡し方をご検討ください。
ホテルでのプロポーズ。花束を渡した後プロポーズして、箱を開けてダイヤモンドを見せました。泣いて喜んでくれました。
( かつや様 39歳・男性)
温泉旅行の宿で、夕食後部屋に戻った時に、真っ暗な部屋の中にたくさんのキャンドルに彩られたケーキと108本のバラの花束が置いてあるよう用意しました。 彼女がケーキと花束に駆け寄り、こちらを振り返った時に指輪を差し出し、プロポーズ。彼女は最初呆然としていましたが、泣きながら喜んでくれました。
( トトまる様 34歳・男性)
出会って1周年を祝うためホテルに宿泊。夕食後に部屋に戻り、タイミングを見計らってプロポーズと共に指輪と手紙を渡しました。 彼女が手紙を読んでいる間にフロントに預けた花束を取りに行き、最後に花束を渡してプロポーズを締めくくりました。 プロポーズの瞬間から花束を渡すまでの数分間、極度の緊張であまり記憶がありません。彼女の返事は確か「はい、よろしくお願いします!」だったような。
( ハミルトン様 47歳・男性)
ミシュラン1つ星のフレンチレストランで、小さな花束と写真付きの手紙と婚約指輪を渡し、プロポーズしました。 彼女もこの日を楽しみにしていたのでとても嬉しそうでしたが、ウェイターさんが見ているので少し恥ずかしそうでした。 お願いします、と返事をくれました。婚約指輪は二週間前に届いていたので待ち遠しかったようです。
( りんご様 58歳・男性)
記念日にレストランでサプライズのケーキと花束を用意し、最後に指輪を出してプロポーズしました。サプライズへの驚きのあまり、相手の第一声は「ありがとう」。すごく喜んでくれて、指輪を着けて何枚も写真を撮っていました。
(shin様 26歳・男性)
六本木のレストランでサプライズ。結婚式も行えるお店だったので花束の用意などもお願いできて、とても協力的でした。 デザート前にトイレに行くと伝えて部屋を出て、花束と指輪を持って戻りました。気づいていたとは言え、驚きと喜びを隠せない様子が見られてよかったです。 「これからもずっと僕のそばにいてください。結婚してください」と言うと、「はい、もちろんです」と答えてくれました。
( 歩様 27歳・男性)
青山にあるチャペル付きのレストランでプロポーズしました。ディナーの後、サプライズでチャペルに案内して、彼女の好きなバラの花束と共にプロポーズしました。
( きむきむ様 27歳・男性)
式場や式の日まで決まりましたが肝心のプロポーズはまだで、せめて渡し方だけでも素敵なサプライズを、と考えていました。 挙式する式場のプランナーさんに相談し、チャペルを貸切ってのプロポーズを計画。当日、彼女には仕事で遅れると伝えておき、自作のリングピローに指輪をセットして、チャペルの奥で花束を抱えて待ちました。 彼女はバージンロードを駆け抜けて僕の胸に飛び込んできました。
( K&E様 30歳・男性)
自宅を展示会場のように写真パネルやキャンドルなどで飾り付けし、自作のスライドを見てもらった後にバラの花束を渡しました。凝りすぎて半分ネタみたいになってしまいましたが、とても喜んでくれたようです。
(ashisan様 29歳・男性)
家で、指輪と共にバラの花束を不意にいただきました。サプライズなどではなく、私たちらしいプロポーズだったと思います。とても嬉しかったです。
(ss様 25歳・女性)
「教えてくれた人」GOLDENSYUNKA
「BESPOKE FLOWER」をコンセプトに、お客様とのコミュニケーションを通し、たずさわる空間を通し、そして花を通して「世界をもっと美しく」することを目指した花のアトリエ。
1998年より20年以上の長きに渡り東京で植物の可能性を追い求めてきた「GOLDEN」と、日本とフランスそれぞれの花の真髄を会得し、その独特なセンスと高い品質で定評のある2006年開業の「SYUNKA」によって、2019年9月に新たにスタート。
彼女のリングサイズやデザインの好みが分からなくても大丈夫。プロポーズでダイヤモンドを贈り、デザインは後から二人で選ぶ。新しい婚約指輪の形です。