【入籍に最高のタイミング5選】お二人に最適な日取りの決め方と注意ポイント
- 更新日:2023.12.27
入籍のタイミングは人生の大きな記念となる日ですから、思い出に残るとっておきの日を選びたいものですよね。
一方で、入籍日はプロポーズの日とは違い法的な意味合いも持つものですから、お二人の気持ちだけでなく、社会的な観点も考えながら日程を決めていく必要があります。
この記事では入籍日をとっておきの日にするためのアイディアや、タイミングを決める上でチェックしておきたい注意事項をご紹介します。
お二人の入籍日を最高の、誰からも祝福される日にするために、ぜひ目を通してみてくださいね。
この記事の概要は…
目次
入籍のタイミングは一生の記念となる日。せっかくであれば特別な日を選びましょう!
ここでは入籍のタイミングをとっておきのものにするアイディアを5つ、ご紹介します。
入籍日は人生の大きな節目となるタイミングですから、縁起の良さも考えられればより特別な日になりそうです。また、特に年配の方は縁起の良さを気にされる場合が多いので、きちんと配慮しておけば、親族みんなを安心させられるというメリットもあります。
縁起のいい“吉日”の代表例は4つあります。
この中で複数の吉日が重なるタイミングが、特に入籍日に好んで選ばれます。重なればパワーも倍増、ということです!
■大安(たいあん)
友引・先勝・先負・赤口・仏滅など、カレンダーによく書き込まれている六曜(ろくよう)。
この中で最も縁起が良いと言われているのが大安です。他の日は時間帯によって、あるいは一日を通して運勢が凶を示しますが、唯一大安だけどの時間帯でも運勢が良いという特徴があります。
■天赦日(てんしゃにち/てんしゃび)
年に5〜6回だけ訪れる天赦日は、天がすべての罪を許すと言われている日。暦の中でも大吉日とされています。
そのため、入籍など物事をスタートさせるのに最良のタイミングだと言われています。
■一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
1粒まいたモミが万倍にもなって実るという意味合いの一粒万倍日も、入籍のタイミングにぴったり。
家庭が豊かに栄えていく姿が思い浮かんで、想像するだけでうれしくなりますよね。
■母倉日(ぼそうにち)
母倉日は、天が人間をいつくしむ日とされています。
母が子供を育てるイメージと重なることから、家族の始まりである入籍日と特に相性がいいと言われています。
吉日が縁起の悪い「不成就日」「仏滅」「赤口」「黒日」などの日取りと重なってしまうことがありますが、その場合、吉日の効果が消えてしまうという考え方もあれば、影響は無いとする考え方もあります。
「不成就日」「仏滅」「赤口」「黒日」と重ならず吉日のみが該当する、確実に縁起が良い日だけをまとめてみました。
入籍のタイミングとしては“いい夫婦の日”といった公的な記念日や、お二人ならではの記念日もおすすめ。
記憶に残りやすくなるので、入籍日を忘れにくくなるのが嬉しいところです。
例えば、こんな記念日を選んでみてはいかがでしょう。
など
など
入籍のタイミングを結婚式と同日にする方もいらっしゃいます。
こうすると記念日をひとつにまとめることができるので、おめでたさも増しますしお祝いもしやすくなりますよね。
入籍のタイミングに悩んだら、語呂合わせでの記念日選びにも注目です。
こちらも記憶に残りやすいのが大きなメリット。
二人だけの特別な意味付けをできれば、より思い出深い日になりそうです。
など
など
など
入籍のタイミングを毎年確実にゆっくりできる“動かない祝日”にしてしまうのもいいアイディア。
仕事などで何かと忙しい日々の中でも、二人でしっかりお祝いをすることができます。
動かない祝日は1年に10日あります。「お酒をたくさん飲んでお祝いしたい!」というお二人は、翌日も祝日となる5月3日や5月4日が狙い目かもしれません。
なお、祝日でも時間外窓口を利用すれば24時間いつでも婚姻届を提出することができます。
安心してお好みの日を選んでくださいね。
コラム:結婚指輪はいつ用意する?
ブリリアンスプラスの調査(※)によると先輩カップルの45.3%が入籍までに、27.3%が挙式までに結婚指輪を準備しています。
検討期間は1ヶ月以内が38.1%、3ヶ月以内という方がほぼ同数の37.4%いらっしゃいました。
結婚指輪の完成には平均で1ヶ月程度の時間がかかります。慌ただしくならないよう、入籍日を決めるのと同じタイミングで結婚指輪選びのスケジュールを組んでおくのがおすすめです。
※全国の既婚者667名(男女比約1:1)を対象としブリリアンスプラスが2019年8月2日〜8月6日におこなったアンケート調査による
結婚指輪を身に着け始める時期を知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
結婚指輪の選び方を知りたい方は、こちらの記事がお役に立つかもしれません。
入籍するタイミングを決める際にはお二人の想いだけでなく、周囲の人の考えや行政の仕組みといった社会的観点にも注目しなくてはいけません。
具体的にどんな点に気をつければいいのか、ここでは代表的な4つのポイントをご紹介します。
「失敗した!」と後から後悔しないように、ぜひ目を通してみてください。
入籍のタイミング決めで大切なポイントのひとつが、ご両親を含めたお二人の親族の方の意見です。
これから両家が仲良く時間を過ごすためにも、可能な範囲でみんなの希望を叶えるのが吉。
入籍日の候補が決まった時点で、少なくともご両親には相談しておくのが安心です。
入籍のタイミングに関して親族の方からよく挙がる声としては「縁起のいい日取りを選んで欲しい」というものがあります。
他にも「同棲は入籍が済んでから」「入籍するのは結婚式が終わってから」など、入籍と引っ越し・結婚式の順番について要望を伝えられることもあるようです。
海外での挙式や新婚旅行が、入籍のタイミングを左右する場合があります。
まず海外で挙式をおこなう場合。
キリスト教系の教会だと、キリスト教徒以外の方の挙式は入籍済みでないとおこなえないという場合があります。しっかりと旅行会社などで確認しておくと安心です。
そして挙式・旅行を問わず注意したいのが、航空券とパスポートの名義を揃えることです。
名義が異なると飛行機に搭乗できなくなるので、せっかくのハレの日が台無しになってしまいます!
また、海外ではクレジットカードを使用することが多いので、パスポートとクレジットカードの名義も揃えておくと、不要なトラブルを避けることができますよ。
早めに入籍をおこないすべての名義を新姓に変えてしまうのが間違いありませんが、もし手続きが間に合わない場合は、入籍していてもひとまず、すべて旧姓名義のままにしておけば問題ありません。
結婚を期に仕事を辞める、また引っ越しをされる方もいらっしゃると思います。
その際は会社や行政のルールに注目。もしかすると入籍のタイミングによってはよりお得に、より楽に手続きを進めることができるかもしれません。
注目しておきたいポイントは3つあります。
■会社でお祝い金がもらえるかどうかチェック
在籍中に入籍をし所定の書類を提出すれば、会社からお祝い金を受け取れる場合があります。
支給の条件は会社の規定によるので、問い合わせた上で入籍日を決める参考にしてみるといいかと思います。
■失業保険を早く受け取りたいのなら
結婚に伴う引っ越しを理由に退職をする場合、再就職の意思があれば、3ヶ月の給付制限を待たず7日間の待期期間後すぐに失業保険が受け取れる「特定理由離職者」の認定を受けることができます。
結婚式・引越しなど何かと物入りな時期にはありがたい制度ですよね。
ただしこれには3つの条件を満たすことが必要です。入籍日や退職日のタイミングを決める前にチェックを忘れずに。
1)退職前2年間で12ヶ月以上雇用保険料を納めている
2)新居から元職場までの往復所要時間がおおむね4時間以上
3)退職から引っ越し・入籍をおおむね1ヶ月以内におこなう
■役所での手続きを一度にまとめてスムーズに
引っ越しに伴って、住所変更が必要なものはたくさんありますよね。代表的なのが2週間以内に提出しなければならない転居届です。
このタイミングで入籍届を一緒に提出してしまうのもひとつの手。
諸々の名義変更の手続きを1度にすっきり終えられ、気持ちよく新生活を始めることができます。
年収が一定金額以内の方の場合、年末の12月に入籍すると1年間お相手に扶養家族がいたとみなされ、年末調整で扶養控除を受けることができます(※2019年12月現在)。
対象区分は大きく2種類に分かれます。
配偶者控除:
年収103万円以下の場合、38万円を控除として受け取れます。
配偶者特別控除:
年収103万円以上150万円以下の場合も、38万円の控除を受け取れます。
年収201万円以下であれば段階的に金額は下がりますが、控除を受けることは可能です。
ただしお二人の合計年収によって控除額は変わってきます。
詳細を知りたい方は、下記の記事や国税局のページなどをご確認ください。
【パート主婦の年収の壁】2018年1月から新たに「年収150万円の壁」が。 「103万円の壁」「130万円の壁」とはどう違う? 年収別シミュレーションつき
入籍日のタイミングがだんだんと絞れてきたところで、入籍を含む結婚式までの流れを確認しておきましょう。
結婚する際に入籍と併せ大きなイベントとなるのが、両家顔合わせ・引っ越し・結婚です。
ここでは先輩カップルに支持される代表的な3種類の流れを、選ばれた理由と共にご紹介します。
パターン1
プロポーズ→両家顔合わせ→引っ越し→入籍→結婚式
最も人気なのはこちらのパターン。
“両家顔合わせ”の後に“引っ越し”をおこなうことで二人の相性を確かめ、納得した上で入籍できるというのが人気の秘密です。また結婚式前に同居することで、式の準備も二人でスムーズに進められます。
パターン2
プロポーズ→両家顔合わせ→引っ越し→結婚式→入籍
“両家顔合わせ”の後に“引っ越し”をおこなうのは先程と同じですが、こちらは最後に入籍する流れです。
これには、落ち着いてゆったりした気持ちで入籍できるというメリットが。入籍の瞬間を大切に噛みしめることができます。
他にも、ご両親の「結婚式が済むまでは家族でいて欲しい」という希望が反映されている場合もあるようです。
パターン3
プロポーズ→両家顔合わせ→入籍→引っ越し→結婚式
“両家顔合わせ”の後にすぐに入籍に進む先輩カップルもいらっしゃいます。
ご両親が厳しく入籍前の同居ができないという場合や、他にも遠距離カップルからの支持が高いパターンです。入籍前の同居というお試し期間は設けられませんが、そもそも同居後婚約を解消することはそうそう無いもの。
入籍という土台を先に固めておくことで、落ち着いて結婚式や新生活の準備に取り組めそうです。
コラム:遠距離恋愛の入籍タイミングはいつがベスト?
遠距離恋愛の末プロポーズ、すぐには一緒に暮らし始められずしばらく離れ離れ…ということも多いですよね。会える回数も限られている分、いつ入籍すればいいのかタイミングがつかみにくいかと思います。
最も人気なのは“両家顔合わせ”後すぐの入籍です。
婚約期間を長く取って長期間離れ離れになってしまうと、お二人以上にご両親が心配されることが多いので、みんなが安心できるように…という願いが込められているようです。
約期間ってどれくらいが普通なの?気になる方はこちらの記事がおすすめです。
両家顔合わせに関してもっと知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。
入籍のタイミングの決め方に関して、アイディアや注意点をご紹介してきましたが、いかがでしたか。
入籍日の決め方に守らなければいけないルールはありません。
親族の方も交えながら、ぜひお二人らしいタイミングを考えてみてください。
この記事がお二人にとってとっておきの入籍日を決めるうえで、参考になればうれしいです。
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