両家への結婚挨拶に婚約指輪は着けていく?当日までの準備と流れ
- 更新日:2023.06.30
結婚しようと決めたら、まず行うのは、両家の親に結婚の承諾を得ることです。
それまでにも互いの家に遊びに行ったり、両親にお会いしているでも、結婚の許しは改めてもらうべき、大切な節目です。ですが、いざ改めて挨拶に行くとなると緊張しますよね。そんな緊張を乗り越え、無事に結婚の許しを得たら、次は婚約の挨拶で、両家が対面します。このように、いざ結婚するとなると、行うべきことはさまざまあります。
「結婚は家同士のもの」ともいわれるように、両家とのお付き合いは、その後の生活を送る上でも大切なポイント。そのためにも初めの挨拶は、とても大事です。
そこで今回は、結婚報告や婚約の挨拶で気をつけるべきマナーや手順について解説します。
この記事の概要は…
まずは自分の両親に、結婚したいこと、相手がどんな人なのかを伝えます。大切な話ですから、できれば直接会って話しましょう。
会いに行くのが難しかったり、遠方なのでまずは報告したいという場合も、メールやLINEなどですまさない方が賢明です。電話はもちろん、今の時代ならではのビデオ電話などで報告すると、お互いの表情も見え、印象がよいでしょう。
それぞれが自分の親の都合を聞いて、ご挨拶に行く日取りを決めます。日程はステップ1から2週間後が目安。あまり早すぎても都合が付きませんし、なかなか来ないのも待つご両親からするとやきもきしてしまいます。訪問時間は、両親からの希望がなければ、食事を挟まない午後の時間帯が良いでしょう。
また、訪問する順番は、女性が男性側の籍に入る場合が多いので、先に女性の親に許しを得るのが一般的です。女性の両親へのご挨拶のあと、男性の家へもご挨拶に行きます。
両親の人柄をはじめ、職業や趣味などをパートナーに事前に伝えておけば、緊張も和らぎ、会話も弾みやすくなります。
両家の近所で購入するのはNG!簡単にすませたという印象を与えます。手土産は、パートナーに好みを聞いて、前もって準備しておきましょう。
一般的に、小包装の和菓子や洋菓子などは、誰からも喜ばれます。男性側の家への手土産なら女性の郷里のお菓子を選ぶなど、何か関わりのある品を選ぶのもよいですね。ただし、あまり日持ちのしないものは避けましょう。熨斗は必要ありません。
男女共に、清潔感を大切にしましょう。自分らしさを伝えることも大切ですが、まずは受け入れてもらうことが先。社会人として常識ある服装を心がけます。
女性は、明るい色のスーツやワンピースなどが清楚なイメージを与え、男性側の親に安心感を与えます。また、派手なメイクやネイルは控えた方がよいです。さらに、家にあがったり靴を脱いで食事をする場合も考え、素足を避け、ストッキングか靴下を履くのもマナーです。
男性は、スーツを着ていけば間違いありません。カジュアルに「ジャケパン」でも構いませんが、ダボダボしたものやシワのあるものは避けましょう。また、ヒゲを剃ったり、髪型を整えるなど、最低限の身だしなみにも気を配ります。
気をつけたいのは、ご挨拶の段階で結婚式の日取りや会場などを2人で決めてしまわないこと。ご両親からすると、まだ結婚を許してもいないのに勝手に決められたようで印象がよくなく「そんな話は聞いていない」とトラブルを招きかねません。
ご挨拶の場では、あくまで「いつ頃にしたい」「こんな式を考えている」など、希望を伝えるまでにとどめ、本格的な準備は、結婚の承諾を得てから進めるようにしましょう。
結婚の挨拶で両家へ行く際、婚約指輪は着けていてもよいのでしょうか?
挨拶の場で「こういうものをいただきました」ときちんと婚約指輪を披露すれば、両親も嬉しいものです。ただ、まだ両親が結婚に難色を示していたり、反応がわからない場合は、箱に入れた状態で持参。許しを得られてから披露するのが安心でしょう。
これから家族となる、お互いの両親にも気持ちよく受け入れてもらいたいものです。基本的なマナーと思いやりを大切に、一つひとつの準備を丁寧に進めていきましょう。そうすればきっと、両家への挨拶もより素敵な思い出となるはずです!
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