婚約指輪・結婚指輪はどの指に着ける?左右10本それぞれの指の意味とは?
- 更新日:2024.10.24
婚約指輪そして結婚指輪は、どの手のどの指に着けるべきか、決まりはあるのでしょうか。ブライダルリングの起源や国ごとの文化、着ける指に応じた意味合いの違いなども交えながら、詳しく見ていきましょう。
この記事の概要は…
ブリリアンスプラスの婚約指輪は「リングデザイン」と「ダイヤモンド」を自由に組み合わせられる、セミオーダーメイドスタイル。
豊富なリングデザインと、国内有数の取扱数を誇るダイヤモンドから、お一人おひとりのスタイルや価値観に合った婚約指輪をお選びいただけます。
婚約指輪を探し始めたばかりの方へ
目次
欧米諸国をはじめ日本では、婚約指輪や結婚指輪は「愛や絆を深める」意味があるとされる左手薬指に着けるのが一般的です。しかし、実は国によって着ける手や指は様々。厳密な決まりはありませんので、好きな手や指を選んで問題ありません。結婚式の後は、結婚指輪の上に婚約指輪を着けて楽しむ「重ね付け」が人気です。
先に触れたように、婚約指輪や結婚指輪を着ける指に決まりはありません。そのため「左手薬指に婚約指輪を着けると、字を書いたり料理をしたりする際に作業がしにくいな」と感じる左利きの方は、右手の薬指を選ぶなど他の位置に着けても大丈夫です。
ただし、プロポーズの際は特別な理由がない限り、贈る方は婚約指輪をお相手の左手薬指にはめてあげるようにしましょう。後ほど詳しくご紹介しますが、左手薬指には文化の中で育まれてきた特別な意味もありますし、リングと指先のバランスもよく、見た目にも映えます。婚約指輪を贈られる喜びを、より深く感じることができるはずです。
コラム:国によって違う!結婚指輪と婚約指輪を着ける場所
欧米諸国をはじめ日本では“婚約指輪は左手薬指”が一般的ですが、世界には様々な慣習があるようです。
北欧やドイツ・オーストリアなどでは婚約指輪を右の薬指に着けることもあり、インドや東南アジアの一部地域では足の指に着けることもあるそうです。他にも“婚約指輪は右手薬指に着けて、結婚指輪は左手薬指に着ける”また“結婚式が終わったら婚約指輪を中指に移動させる”といったパターンも見られます。
婚約指輪や結婚指輪を左手薬指にはめる。そのルーツは、哲学者のソクラテスが活躍した古代ギリシャの時代(紀元前2500年頃)にまでさかのぼります。
当時、心臓は人間の心(感情)を司る場所だとされており、左手薬指は心臓と一本の太い血管で繋がった、特別な指であると考えられていました。ですから「心(感情)」とまっすぐにつながった左手薬指にブライダルリングを着けることは、愛する女性の心をつなぎ止めておくという意味があったそうです。この慣習が、時代や国境を越えて、現代でも定着しているのです。
日本でこの文化が広まった理由としては、右利きが多い日本人の場合は作業をするときに左手薬指が邪魔になりにくいこと、さらに薬指にすることで見た目のバランスがよく綺麗に見えやすいことも、大きく関わっているのかもしれません。
どこに婚約指輪・結婚指輪を着けるか悩んだら、指の意味に注目してみるのもおすすめです。
古くからヨーロッパでは、10本すべての指に様々な意味が込められているとされています。
将来への決意の気持ちや願い。それに最も近い意味合いを持つ指を選んでみると、お守りのようなニュアンスも加わり、より婚約指輪や結婚指輪に愛着がわくかもしれませんね。
(1)親指:サムリング
(2)人差し指:インデックスリング
(3)中指:ミドルフィンガーリング
(4)薬指:アニバーサリーリング
(5)小指:ピンキーリング
左手/チャンスを呼びこみ、願いを叶え、恋を引き寄せる。右手/自分の魅力や自分らしさを発揮する力を高める。
一般的に左手薬指に身に着ける婚約指輪ですが、結婚式の時は例外的に着ける位置が変わります。
結婚式では婚約指輪を右手薬指に着け、左手薬指は指輪交換のためにあけておきます。そして、結婚指輪が着けられたのちに、婚約指輪を右手から左手にうつして重ね付けするのが一般的なスタイルです。
指輪交換の後に結婚指輪を守るよう外側から婚約指輪を着けることで「永遠の愛の証」を封じるという意味があるようです。
サプライズでブライダルリング、特に婚約指輪を贈りたい方は少なくないはずです。でも、そのためにはお相手の指のサイズを知らなければいけません。しかしアンケートによると、彼女の左手薬指のサイズを「知っていた」と答えた男性は12.4%と、かなり低い結果となっています。
※マイナビウーマン調べ(2014年7月にWebアンケート。有効回答数177件。18歳~77歳の社会人男性)
では、パートナーの指のサイズを正しく知るには、どうしたら良いでしょうか。
リングサイズ測定器とは「リングゲージ」や「サイズ棒」などの、指のサイズを測るための器具です。
ブライダルジュエリーのショップの中には、こうした器具を無料で貸し出してくれるお店もあります。気軽にサイズ測定をしたい。または時間の都合がつかない、近くにお店がないなどの理由で店舗へ行くのが難しい場合は、器具を自宅に送ってくれるサービスもあるので、利用してみてはいかがでしょうか。
リングゲージとサイズ棒は、それぞれ計測の仕方が異なります。リングゲージはサイズの異なるリングがたくさん連なっていて、その中から装着感の良いものを探してサイズ測定を行います。
サイズ棒は目盛りの刻まれた棒状の測定器で、普段身に着けている指輪を通し、リングがぴったりと留まる位置の目盛りを読むことで、指のサイズを知ることができます。
ただし、いずれもサプライズで贈りたいなら、要注意。リングゲージの場合は、お相手にバレないようこっそり測る必要が、サイズ棒の場合はリングサイズは指によって異なるため「婚約指輪を着ける指用のリング」を用意する必要があります。
指の形は、人それぞれです。また、季節や体調による指のむくみ具合の違いや、着け心地の好み、それぞれのライフスタイルもあります。
経験豊富なプロが、様々な情報や実際の測定値を元に最適なサイズを提案をしてくれる、店舗でのサイズ測定を選ぶのもおすすめです。実際に贈られる方もデザインを一緒に見られるので、好みに合った指輪を贈ることができるという利点もありますね。
結婚指輪ならまだしも、婚約指輪を一緒に選ぶってどうなの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、2023年の全国調査によると婚約指輪を「二人で一緒に決めた」カップルは全体の36.1%、「彼女が決めた」カップルは16.7%もいます。
女性が婚約指輪を選ぶ場合「お店へは二人で足を運んで、選ぶのは彼女」というケースも含まれていることを考えると、50%を越える多くのカップルが、二人で一緒に婚約指輪を購入していると予想できます。
サプライズとはいえ、絶対におすすめできない方法が、お相手が寝ているすきに、指に紐などを巻いて計測する方法です。
サプライズで婚約指輪を贈りたいから、相手に内緒で指のサイズを計測したいと、こうした方法を選ぶ方もいらっしゃいます。また、そういった測り方を提案しているウェブサイトも…。しかしこの場合、お相手を起こさないようこっそりと指に紐を巻くため、ゆったりしたサイズで計測してしまいがち。さらに、指輪が通る指の関節の大きさも考慮されていないので、不正確な結果になってしまいます。正確なサイズを、こっそり調べることは簡単ではありません。
どうしてもサプライズプロポーズをしたいという場合には『ダイヤモンドでプロポーズ』という方法がおすすめです。これは、プロポーズはダイヤモンドだけで行い、リングのデザインとサイズは後日二人で選ぶという仕組み。パートナーのリングのサイズが分からなくても行える、新しいサプライズプロポーズです。
お相手が婚約指輪を左手の薬指以外に着けたいと思った場合にも、好みの指のサイズに合わせてオーダーでき、柔軟に対応可能なのも嬉しいポイントです。
店頭で指輪を選ぶ際、気に入ったデザインを試着してみたら「イメージと違う」「思っていたより似合わない…」と感じるケースもあるようです。なんだか洋服の試着と似ていますね。これは、手の大きさや指の形とのバランスによって、手元の表情が変わるため。
手や指の特徴を活かした選び方のポイントを押さえれば、あなたの手元をより華やかで印象的に魅せる、ぴったりの婚約指輪と結婚指輪を見つけられます。
ここまでブライダルリングを着ける指から始まり、リングサイズや指の特徴ごとに似合うデザインの選び方など、幅広く見てきました。どんなリングを選ぶか、イメージは膨らんできたでしょうか。
しかし、中には婚約指輪に関して、結婚指輪と比べてあまり出番がなさそうだからと購入を迷っているケースもあるかもしれませんね。そんな方のために、最後に結婚後の婚約指輪の使い方をご紹介します。
婚約指輪は結婚後は出番がないと言われる時代もありましたが、最近はおでかけの際などに積極的に身に着ける方が増えています。
ダイヤモンドをあしらった婚約指輪は、知人の結婚式に出席するときやパートナーとの記念日デートなど、特別なシーンに身に着けるのがおすすめです。さらに、何気ない日常のシーンに取り入れてみるのも素敵。佇まいも心も華やかにしてくれる、とっておきの存在です。
1本ずつでも魅力的な婚約指輪と結婚指輪ですが、重ねるとボリュームが出て、さらに華やかな印象に。それぞれの指輪の魅力が、なお一層引き立ちます。
重ね付けしやすいようデザインされた婚約指輪と結婚指輪のセット(セットリング)を組み合わせるのはもちろん、好きなリング同士をコーディネートするのも素敵です。
シンプルなストレートタイプのセンターストーンに少し高さのある婚約指輪は、合わせる結婚指輪のバリエーションが広がります。ウェーブタイプの婚約指輪は結婚指輪と重ねた時にできる「隙間」をあえて楽しむのもおすすめ。でももし気になるようであれば、同じカーブラインのリング同士を選ぶように意識してみてください。
さまざまなコーディネートができる婚約指輪。単体で、結婚指輪と組み合わせて、ぜひ自由に着けこなしを楽しんでください。
ブリリアンスプラスの婚約指輪は、3万個以上のダイヤモンドと60種類以上のデザインを組み合わせてセミオーダーするスタイル。お二人の想いのこもった、世界でたった一つの婚約指輪をお届けします。