婚約指輪・結婚指輪選びで男性として覚えておきたい3つの心得
- 更新日:2023.07.25
婚約指輪や結婚指輪をお探しの男性の皆さまの中には、アクセサリーやジュエリーに馴染みがなく「どうやってリング選びに関わっていいのか」とまどいを感じている方も多いのではないでしょうか。
けれど婚約指輪・結婚指輪選びは、二人の結婚へのファーストステップと言っても過言ではない重大イベント。「よく分からないからパートナーに任せればいいや」と無関心でいるのは、二人の関係に亀裂が入ってしまう可能性もあり避けたいところです。逆にきちんと心構えをして積極的にリング選びに参加すれば、お相手とより良好な関係を築きあなたの株を上げる、またとない機会になりますよ。
この記事では二人の門出を幸せいっぱいの気持ちで迎えられるよう、男性として知っておきたい婚約指輪・結婚指輪選びの心得をご紹介します。リング選びの時間を「やっぱりあなたと夫婦になると決めてよかった!」とお互いが思えるものにするために、ぜひチェックしてみてください。
この記事の概要は…
プロポーズを考え始めたばかりの方へ
目次
婚約指輪や結婚指輪を選ぶ際には、リング選びの知識よりもまず気持ちの面での心構えが大切です。
男性として必ず押さえておきたい心構えは3つあります。
婚約指輪や結婚指輪をカップルで探しに訪れる男性の中には「僕には分からないから、君が好きなデザインを選べばいいよ」と言ったきりスマートフォンを見ていたり、「決まったら連絡して」と退席してしまったりする方も見受けられます。
確かにリングを着け慣れない男性からすると何をアドバイスしていいか分からず、参加しても仕方がないという気持ちになるのかもしれません。
しかしお相手にとっては婚約指輪を贈られるということは特別で大切なイベント。「私と彼は夫婦になるんだ」そんな実感がわくかけがえのない瞬間なのです。男性の皆さまには、そのような気持ちを汲んで「どんなものが好き?僕はこういうのも好きだな」「よく似合ってるよ」「こっちのデザインもいいと思うよ」とリング選びに積極的に参加する姿勢を見せていただければと思います。
婚約指輪を選ぶ時間そのものを共に楽しむことで、お互いの絆がより深まり、また男性としての幅もきっと広がります。
婚約指輪や結婚指輪の購入に臨む際、おおよその予算を決めている男性の方は多いかと思います。けれど、もしかするとお相手が予算よりも安いリングを選ぶこともあるかもしれませんね。
そんな時は「お金が浮いてよかった!」で済ませるのではなく、ぜひ残った予算でプラスアルファのサプライズをしてあげてください。こうするとお相手は予想以上に喜んでくれます。
浮いた予算でリング以外のものをプレゼントするのもいいですが、他にも完成した婚約指輪を渡す二人だけの「婚約指輪進呈式」として旅行やレストランに行くのも素敵です。ブライダルリングの購入は、男を上げるチャンスがたくさんありますね!
パートナーに婚約指輪の予算を伝える時には「〜くらい」「〜前後」など曖昧な言い方をしてはいけません。多くの場合、贈られる方は婚約指輪の予算を使い切りたいと思うもの。一生ものの大切なブライダルリングは買い直さないことが前提ですから、より良いものが手に入るのであれば、あと数万円を惜しみたくないと考えるのです。
そのため30万くらいで済むとありがたいと思いつつ「40万前後ならなんとか!」というと、お相手は40万円ぴったりか50万円くらいのリングをお選びになる傾向があります。そうなると手の届かない価格に釣り上がり、諦めてもらおうという気まずい雰囲気を生むことにもなりかねません。
できるだけ希望を叶えてあげたいお気持ちも分かりますが、ご予算を伝える時は可能な限り正直に明確に伝えた方が、お互い気持ちよくリング選びに臨めます。
予算を明確に言うのは、決して恥ずかしいことではありません。これからお二人の生活を始めるに当たって、色々なものにお金が掛かってきます。これが上限なんだということをきちんと伝えれば、きっとお相手も分かってくれるはずです。
婚約指輪と結婚指輪は、どちらが購入するもの?
婚約指輪はプロポーズをする人からプロポーズを受ける人に贈るもの、と考えられています。それを受けてプロポーズをする男性が購入し、それに対してお相手がその半額相当の記念品を贈る「半返し」を行うのが、最も一般的なケースです。
一方で結婚指輪はお互いに購入し贈り合うという意味を込め、折半の形を取るカップルが増えています。
ただ、必ずしもこうしなければならないという決まりはありません。価値観は様々。お二人のどちらかが我慢することのないよう心掛けながら、ベストな形を探してみてください。
婚約指輪を決めた後は、大切な結婚指輪選びが待っています。男性の皆さまも日々身に着けるものですから、心から気に入ったデザインを選べるよう、パートナー任せにせずしっかりこだわっていただければと思います。ここでは男性向けの結婚指輪選びの際に押さえておきたい、実用性やデザイン、価格面からの注目ポイントをご紹介します。
48.0% 肌身離さず、四六時中常に着けている
52.0% 常に着けてはいない
男性が結婚指輪を選ぶ際にまず考えておきたいのは、いつ・どれくらいの頻度で結婚指輪を身に着けるのかということです。
愛情の印である結婚指輪ですが、実は常に身に着けているという方は全体の48%程度で、残りの52%の方はシーンによって着け外ししていらっしゃいます。男性の場合、仕事中は邪魔になるので身に着けないという方が特に多いようです(※)。
あなたの着用頻度はどんなスタイルになりそうでしょうか。
特に指輪を仕事先に着けていくかどうかは、選べるデザインや求められる耐久性を大きく左右します。まずは自分の着用シーンをイメージし、その上で結婚指輪を選んでいくと満足度の高い選択ができますよ。
※データ出典:ブリリアンス・プラス2018年結婚指輪着用率調査
指輪を普段着け慣れない男性だからこそ、結婚指輪選びの際には快適に使える実用性が重要です。
使い勝手に関して注目したいポイントは素材の強度・サイズ・幅の3点です。
結婚指輪の素材となる金属は全般的に丈夫と思われがちですが、実は種類によって硬度や耐荷重に差があります。男性の中には仕事やプライベートで力仕事をこなす方も多いかと思いますが、そんな方が硬度や耐荷重が低い素材を選んでしまうと、リングの歪みの原因になりかねません。
見た目の好みや価格面ももちろん大切ですが、自分の生活スタイルに合った強度の素材を選ぶことが、長く愛用できる結婚指輪選びの鍵になってきます。
結婚指輪の素材には大きく分けてゴールドとプラチナがあり、ゴールドは色味の違いでさらにホワイトゴールド・シャンパンゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールドなどに、プラチナはPT900・PT950などに分類されます。
どちらも別の金属を混ぜ込む「割金」の度合いによって強度に違いが生じます。例えばプラチナの場合はプラチナを95パーセント使用したPT950よりも、プラチナを900パーセント使用したより割金を多く含むPT900の方が強度は上になります。
※ブリリアンス・プラスでは、ホワイトゴールドは取り扱っておりません
男性が結婚指輪のサイズを正確に選ぶのは、リングに馴染みがない分想像以上に難しいものです。よくある失敗が「締めつけ感が嫌」「抜けなくなるのが怖い」といった理由で大きめのサイズを選んでしまうこと。もちろん窮屈なのは困りものですが、あまりに余裕を持ったサイズを選んでしまうと紛失の原因にもなるため、おすすめできません。
快適なサイズ選びをするコツは、上記を踏まえてリングゲージを使用し大きさを確かめることです。この時軽く引っ張った程度では抜けてしまわない、第二関節がギリギリ通るサイズを選ぶことがポイント。
測定は店頭で経験豊富なプロにお任せすることも、リングゲージの貸出サービスを利用して自分でおこなうことも可能です。自分で測定する場合は、指は一日の中でもサイズが変動するので、異なる時間帯で複数回サイズを確かめられると理想的です。
もちろん念入りにサイズを決めても、日々身に着ける中でサイズが合わなくなってしまう可能性もあります。そんな時は購入したブランドでサイズ直しが可能ですので、ご安心ください。
ただし、デザインや素材によってはサイズ直しを受けてもらえない、あるいは変更可能な範囲が制限される場合もあるので、購入時にしっかりと加工の可否を確認しておくと安心です。
男性用の結婚指輪の幅としては、一般的に女性用と比べより広い3mm以上を提案されることが多いです。これには2つの理由があります。1つ目は大きな手に似合う存在感を出すため。2つ目が力仕事にも負けない耐久性を確保するためです。
しかし上記の2点が気にならないのであれば、むしろ指輪を着け慣れない男性には幅の狭いリングの方が適している場合もあります。細身の分、手を使う際にも邪魔にならず、装着時の圧迫感も感じにくくなるのです。一般論に囚われすぎず、あなた好みの幅を探してみてください。
男性の結婚指輪は意外と周囲の目を引くもの。デザインを選ぶ際には好みだけでなく、職場で自分をどう見せたいかなど、社会の中での立ち位置を意識してみるとイメージしやすいかもしれません。
例えばスーツ着用が必須の職場にお勤めでかつ堅実な印象に見せたい場合は、誰にでも好印象を与えるシンプルなストレートラインのプラチナリングがおすすめです。少し遊び心を加えたい場合は指輪の内側に刻印や彼女の誕生石などをこっそりと入れるのもいいですね。
また、スーツ着用が必須でありながらより自由度が高い職場にお勤めの場合は、オーソドックスなプラチナ素材をベースに、ミルグレイン装飾やひねりのあるフォルムなどの細部でアクセントをプラスしてみてはいかがでしょう。きちんと感はありつつも、さりげなくファッショナブルな印象を演出することができますよ。
他にもよりファッショナブルな手元に仕上がる、ゴールド素材の結婚指輪も素敵です。
一生物の結婚指輪を購入するのであれば、金額面でも納得感のある選択をしたいものです。そのためには婚約指輪の一般的な相場を知っておくと、比較検討がしやすくなります。
ゼクシィ結婚トレンド調査によると、女性用の結婚指輪の相場は14万2,000円、男性用の結婚指輪の相場は12万円となっています(※)。男性用の結婚指輪の方が少し安価なのは、女性用と異なりダイヤモンドが入っていないシンプルなデザインを選ぶ方が多いからです。
上記の相場は結婚指輪そのものの価値だけでなく、ブランドのネームバリューや、中間マージンなどを含めて構成されています。もし、より低価格でより質のいい結婚指輪を購入したい場合は、できるだけ中間業者を通さないようにしているお店を探してみるのもおすすめです。
一般的には、婚約指輪はプロポーズをする男性から女性へ贈るリングと考えられています。しかし、現在ではカップルの形も、プロポーズから結婚に至るまでの流れも、多様となってきました。それに伴い海外を中心に、婚約指輪を男性が身に着ける文化が広がり始めています。
男性専用の婚約指輪は、まだ国内にはほとんどないのが現状です。しかし一部のブランドでは取り扱いがありますし、女性用のデザインを男性に合うサイズで作ってもらったり、シンプルなデザインであれば「婚約指輪」というくくりにとらわれず、「結婚指輪」や「ファッションリング」など様々なカテゴリーから選ぶことができます。
女性用の婚約指輪の定番デザインである大きなダイヤモンドが輝くデザインはもちろん、小さなメレダイヤモンドが連なるエタニティリング、宝石の入らないプレーンなデザインも素敵です。
実際に男性用の婚約指輪を検討する際は、ぜひ「重ね付け」も視野に入れてデザインに目を通してみてください。せっかく婚約指輪を手にするのであれば、結婚後に箪笥の奥に仕舞い込んでしまうのはもったいないですよね。結婚指輪と重ねて付けられるデザインを選べると、日常的に身に着けやすく、より満足感が高まります。
ここからは男性におすすめしたい、結婚指輪や婚約指輪におすすめのおしゃれなブライダルリングをご紹介します。婚約指輪としても最適な、ダイヤモンドをあしらったデザインにも注目です。
職人が丁寧に表情を整え仕上げたブライダルリング。ぬくもりのあるラフな見た目とは裏腹に、ひとつ完成するまでにいくつもの行程と時間を要する、職人の心がこもった手の込んだデザインです。渋く印象的に輝く質感は長く使い込むほどに味わいを深めていくため、自分だけの表情に育っていく過程も楽しみ。肌馴染みの良いシャンパンゴールド素材でのオーダーが人気です。
スタンダードなオーバルリングに施された、ゆるやかなカービングがアクセントのブライダルリング。この流れるような線は、二人を結ぶリボンをイメージしています。ベースがシンプルなのでどんなシーンにも馴染みやすく、それでいて他の人と被りにくい個性を演出できます 。絶妙なバランスが、たくさんのカップルから支持されているリングです。
結婚指輪の代名詞的なデザインと言えば、オーバルリング。ブリリアンス・プラスのオーバルリングは、なだらかな癖のないカーブにこだわり、見た目の美しさはもちろん着け心地の良さも追求しています。シンプルだからこそ、身に着ければその違いを感じていただけるはずです。表面が艶やかな「ミラー」、落ち着いたしっとりとした輝きが楽しめる「サティーン」「ヘアライン」、3つの異なる仕上げからあなたらしい1つを探してみてください。
特別な「圧着技法」で製作した、プラチナとゴールドのバイカラーが遊び心を感じさせるコンビネーションリング。適度なボリュームと美しいフォルムは、着けるシーンを選びません。縁に施されたミルグレインの装飾は日本人の指に合うよう、計算しデザインされています。精巧で繊細な細工が、洗練された手元を叶えてくれます。
面から線へそしてまた面へ戻る、立体的な動きが特徴的なブライダルリング。光と影のコントラストを強調したフォルムが印象的でありながら、ベースの輪郭はあくまでも直線的なので、シーンを問わない身に着けやすさがあります。少し厚みを残したエッジは光を返し、素材が持つ本来の色彩を際立たせます。
大きな一粒ダイヤモンドが主役のブライダルリング。性別を問わず身に着けられるダイヤモンドリングとしてデザインされました。ブラックダイヤモンドをあしらえば、より落ち着いた印象に。ダイヤモンドのしっかりとした存在感がありながら、引っ掛かりがなくスムーズな着け心地です。男性用の婚約指輪、あるいは婚約指輪兼結婚指輪としても最適です。
同じく大きな一粒ダイヤモンドをあしらったブライダルリング。こちらはスクエアフォルムで、より都会的でスタイリッシュな印象が楽しめます。男性用の婚約指輪、あるいは婚約指輪兼結婚指輪にもぴったり。リングの中にダイヤモンドが埋め込まれるよう留められることで生まれる、洗練された横顔の美しさにも注目です。
縦に並ぶ、ふた粒のブラックダイヤモンドが印象的なブライダルリング。すっきりとしたシルエットに緻密に留められたダイヤモンドが、さりげない輝きを放って。スーツにもデニムにも似合う上質でスタイリッシュなデザインが特徴です。ダイヤモンドジュエリーを初めて身に着ける男性にも手に取りやすいリングです。
同じくブラックダイヤモンドを使ったブライダルリング。こちらはダイヤモンドが直線上に連なるエタニティタイプです。良質なブラックダイヤモンドと職人の高い技術から生まれる、一切の乱れのない美しさが、洗練された手元を演出します。ファッションリングのようなおしゃれさで、重ね付けなどの手元のコーディネートを、さらに楽しくしてくれます。
ライン状の彫り込みが目を惹くブライダルリング。 あえて中心から少し外れた位置に入った彫りがおしゃれな印象。落ち着いた艶消し仕上げとストレートさを強調したクールなデザインが人気です。ダイヤモンドをあしらったエタニティタイプも、男性に身に着けやすい佇まいに仕上がっています。
婚約指輪や結婚指輪選びの際に、男性として知っておきたい心得をご紹介してきましたが、いかがでしたか。婚約指輪・結婚指輪選びで最も大切なことは、お相手に寄り添って男性の皆さまも積極的に参加し、リング選びをお二人の共同作業にすることです。
生涯のパートナーとの第一歩。歩幅を合わせて素敵な未来へと踏み出してください。
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