二人に最適な結婚式のスタイルは?定番から最新まで種類をチェック
- 更新日:2021.09.26
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結婚式は「挙式」と「披露宴」の2つのパートに分かれます。挙式とは新郎新婦が誓いの言葉を述べ、夫婦となる儀式。披露宴は挙式の後に行われるパーティーのことを指します。最近では挙式を省略し披露宴だけ行う場合もありますが、大半の方が両方の実施を希望するそうです。
結婚式のスタイルを考えることは、挙式と披露宴をそれぞれどんなスタイルで行うか考えること、といえます。
代表的な挙式のスタイルは3種類です。
教会(チャペル)で式をあげる、キリスト教の挙式スタイルです。その荘厳で華やかな雰囲気に、小さな頃から憧れを抱いている女性も多いのではないでしょうか。教会に向かう直前に最後の身支度として母親が新婦のベールを下ろすベールダウン、父親に手を取られ新郎のもとまで歩むバージンロードなど、家族との絆が感じられるイベントが多いのも人気の理由です。
神社で夫婦の誓いを交わす神前式は、花嫁の白無垢姿が印象的。基本的に列席するのは親族だけと、両家の繋がりを重んじるスタイルです。神社の厳粛な空気の中だからこそ感じられる、身の引き締まるような想い。神前式ならではの特別な瞬間です。同じく日本式の挙式スタイルとして、少数派ではありますが、自宅の仏前や寺院で行う仏前式もあります。
結婚式に訪れたゲストを証人として、永遠の愛を誓うスタイルです。宗教を問わないこと、自由度が高いことが特徴。アイディア次第で様々な演出を盛り込むことができます。新郎・新婦の指輪を会場のみんなで運ぶリングリレーや、会場をみんなで飾り付ける演出を取り入れたりと、ゲストとの一体感を感じられる内容に仕上げるのが人気です。
披露宴のスタイルは挙式よりも個性が出しやすく、会場をどこにするかでがらりと雰囲気が変わります。様々なバリエーションがありますが、ここでは実際に行われた披露宴の実例から、人気のスタイルを5つご紹介します。
食事にこだわりのある新郎・新婦から支持が厚いのが、レストランや料亭で行うスタイルの披露宴です。美味しいご飯とお酒を楽しみながらラフに談笑できるのが魅力。また会場の使用料が抑えられドレスの持ち込み料がかからないといった、コストパフォーマンスの良さも人気の秘密です。
普段は撮影を行うスタジオを会場にするスタイル。様々なテイストのスタジオがあるので、豊富な選択肢から二人の好みとマッチした会場を探すことができます。またスタジオは多目的に利用できるよう、あえてあまり物を置いていないのが一般的。そのため装飾の自由度が高く、オリジナリティにこだわりたいというカップルにぴったりです。
まるで自宅でおもてなしするような、アットホームな披露宴スタイルを叶える古民家ウェディング。靴を脱いでゲストがリラックスできるので、気負うことなくパーティーを楽しむことができそうです。古民家には縁側が備えられていることが多いので、お餅つきなど、中庭でちょっとした催しを企画するのも面白いかもしれませんね。
開放的な屋外で行うアウトドアウェディングやガーデンウェディング。降り注ぐ太陽の光と緑の鮮やかな色味が美しいスタイルで、まるで洋書の中に飛び込んだような、雰囲気ある式を挙げることができます。アウトドアウェディングやガーデンウェディングを選んだカップルは、披露宴だけでなく、挙式も併せて屋外で行うというパターンが多いようです。
夕方から夜にかけての夜間に行うのが、ナイトウェディングというスタイルです。外が暗いという環境を生かして、キャンドルやイルミネーションを使いロマンチックな会場に仕上げます。淡い灯りのもとお酒を片手にお祝いする幻想的なひと時には、他のスタイルでは味わえない魅力があります。
生活様式や趣向の変化によって、新たな結婚式のスタイルも登場しています。少し前までは目にすることはなかった、新しいタイプの結婚式をご紹介します。
結婚式のスタイルは、既存のプランから好みのオプションを選択し、それを組み合わせて作り上げていく…という流れが一般的です。しかし、最近では二人の人生やゲストへ伝えたいことなどを元にプランナーが一からコンセプトを作り企画する「オリジナルウェディング」というスタイルもあります。
例えば写真のカップルの結婚式のテーマは「BASE CAMP」。人生という登山道の中で、ゲストみんなが安心して頼れるベースキャンプのような存在でありたいという、そんな二人の想いをテーマに企画されました。
高砂はテーマに合わせてベースキャンプのようなしつらえ。さらに「新郎と新婦の距離を縮めたのは、新郎の手作りラーメンだった」というエピソードにちなんで、入刀するのはケーキではなく、チャーシューに。
人生の中のかけがえのない1日である結婚式。他の誰とも違う、二人だけのオリジナリティあふれるスタイルを選ぶのも素敵ですよね。
入籍後、子どもが大きくなったタイミングで結婚式を行うスタイルもあります。フェミリーウェディングはお子さんの誕生日に合わせて開く場合も多く、和気あいあいとしたあたたかさが印象的です。お子さんが0〜2歳などの小さなうちは、お披露目する意味も込めて。衣装をまとった愛らしい姿で、会場を和ませてくれること請け合いです。
お子さんがもう少し大きくなっていれば、リングボーイやフラワーガールなどとして、結婚式に積極的に参加してもらうといいでしょう。結婚式という大舞台に携わることは、お子さんにとってもきっとよい思い出になるはずです。
子どもを交えて改めて、家族として幸せになることを誓う瞬間には、通常の結婚式とは一味違う感動があります。
新しい生活様式が呼び掛けられる中、結婚式のスタイルも変化を見せています。最近登場したのがオンラインウェディング。ZOOMなどのWeb会議サービスを使って、ゲストと新郎・新婦を繋ぎ、オンライン上で結婚式を行うスタイルです。オンラインでは臨場感がないのでは…という印象があるかもしれませんが「みんなの表情が細かく見えるのはオンラインならでは。他の人の感極まる姿を見て、驚くくらい心が震えた!」という声が多く寄せられているようです。
また、コース料理をデリバリー方式にしゲストに事前に発送。お皿に料理を準備する時間をイベントにするなど、オンラインウェディングならではの楽しみ方もあります。
プランナーさんにサポートしてもらい演出に心を配れば、きちんとセレモニー感を出しつつ、オンラインならではの特別なひと時を共有できそうです。
オンラインウェディングのバリエーションとして、Web会議サービスを通してのオンライン参加と現地参加を組み合わせた、ハイブリッド型の結婚式スタイルも登場しています。一部のゲストが海外などの遠方にお住まいだったり、体調の都合で会場に出向けないという場合もありますよね。そんな方々にも無理なく参加していただけるハイブリッド型ウェディング。今後の結婚式のニュースタンダードになっていくかもしれません。
様々な結婚式のスタイルを紹介しましたが、気になるものは見つかりましたか?最後に結婚式のスタイルを決める際に心に置いておきたいポイントを2つご紹介します。
結婚式は主役のお二人はもちろんのこと、ゲストに心から楽しんでもらえてこそ成功と言えるもの。結婚式のスタイルを決める前に、パートナーと一緒にゲストに関するイメージを深めておきましょう。誰を呼びたいですか?規模は何人くらいになりそうでしょう。年齢層はどれくらい?どのようなおもてなしをしたいですか。それによって適した結婚式のスタイルや会場も変わってきます。
結婚式は両家の結びつきを強めるための時間でもあります。結婚式のプランを決める前に、ご両親にこのスタイルで問題ないか確認しておくのがベターです。結婚式のスタイルは時代によって変化が激しく、年配の方は新しいスタイルに抵抗を感じる場合もあります。また挙式に関しては、宗教観の違いで別のスタイルを望まれるケースも。事前に相談しておけば、後々わだかまりが残ることがなく安心です。
結婚式のスタイルは様々で、正解はありません。大切なのはお二人の気持ちをゲストやご両親にまっすぐ伝えられること。そしてお二人の記憶にいつまでも残る、最高の瞬間を実現することではないでしょうか。新しい生活様式に沿った結婚式が求められる昨今ですが、今だからこそ形にできる結婚式もきっとあるはずです。時にはプランナーなどプロの手も借りながら、ぜひお二人らしい結婚式のスタイルを探してみてください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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