夫婦の時間に寄り添う特別なコーヒー vol.02

暮らし

  • 更新日:2021.09.23

二人でコーヒーをより楽しむための豆選び

スペシャルティコーヒーを淹れる際にまず大事なのは使用する豆。
コーヒーは地球上で最もテイスト、フレーバーが多いといわれている植物で、そのほとんどを実はまだ人間は解明できていないとも言われています。
そんな少しロマンを感じるほどの広がりを持つコーヒー豆の中から、二人の好みに合うものを追及していくのも一つの楽しみ。

今回は初心者でも分かりやすいよう小坂田さんに解説していただきながら豆選び、豆のひき方についてレクチャーしていただきました。

味も香りも千差万別。おすすめのコーヒー豆

くせのない芳醇な香り「ナチュラル」

初心者の方にもおすすめなのがエチオピアの「ナチュラル」という精製方法のコーヒー豆。挽いた瞬間から香りがのぼり、ベリーや赤ワインのようなフレーバーが特徴。テイストも酸味が強くなく、甘みを帯びているので自宅でも淹れやすいとのこと。

爽やかな香りに癒される「ウォッシュド」

また気分を変えたいときはエチオピアの「ウォッシュド」という精製方法のものがおすすめ。「ナチュラル」より華やかでジャスミンなど柑橘系のフレーバーが特徴的です。

今回ご紹介いただいたものはどちらもエチオピアのHAMBELAという地域の豆ですが、精製方法が異なるため全く違った味わいを楽しめます。

コーヒー豆を買うときに気を付けること

コーヒー豆の選び方

Point 01:焙煎日の新しさ

自家焙煎しているお店であれば袋に焙煎日が書いてあることが多く、できる限り日付の新しいものを買うのがおすすめとのこと。

Point 02:保存期間

GLITCH COFFEE&ROASTERSさんのコーヒー豆の賞味期限は40日間。

大手の販売店だと1年ほど設けているところもあるそうですが、できるだけ短期間で飲み切ったほうが良いそうです。

「そもそもコーヒー豆は保存食ではなく、生鮮食品と同じように考えていただくのがいいと思います。飲むたびに少しずつ買っていただくようなイメージです。」

豆を挽く時のコツ

好みの豆を選んで、次は挽き方。
せっかく選んだおいしい豆を生かすために気を付けることを伺いました。

「確かに高いミルほど性能がいいものは多いです。ですが、高いものを買っておけばいいというわけではありません。一概には言えませんが安いハンドミルは挽き目にむらが出てしまい、抽出が安定しないためお勧めしません。」

とはいえ、器具の選定が不安な時はプロに聞くのが一番。実際にお店に伺うと予算や目的に合わせてアドバイスしてもらえるので、迷っている方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

コーヒー豆の挽き方

次回はいよいよスペシャルティコーヒーの淹れ方。初心者の方でもご自宅でスペシャルティコーヒーを楽しむ方法をレクチャーしてもらいます。

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