[VMG HOTELS & UNIQUE VENUES × BRILLIANCE+]
特別な体験にかける私たちの想い
- 更新日:2024.04.16
この記事では、本企画のために料理をご用意くださったVMG HOTELS & UNIQUE VENUESのサービスマネージャー高橋様(画像左/以下、高橋)と弊社の広報を担当する渡邉(画像右/以下、渡邉)に、「おうちクリスマスプロポーズ」そして「特別な体験を届ける」ことへの想いを聞きました。
VMG HOTELS & UNIQUE VENUES とは
歴史的・文化的な価値を持つ建物を活かし、その場所でしかできないおもてなしを目指し、全国にホテル・レストランを展開。地域で育まれた食材をもとに、テーブルにつく前から、思い出をいつか振り返る日まで。大切な時を何度でも味わっていただけるような食体験を生み出している。
目次
渡邉:
今回VMG様とコラボレーションさせていただく「おうちクリスマスプロポーズ」を立ち上げたきっかけは、今年の4月に遡ります。例年であればゴールデンウィークに旅行や帰省するタイミングで、プロポーズをするという方が多いです。しかし今年は緊急事態宣言が発令されて、それがなかなか難しいぞということになって。レストランにも行けなくなってしまった中、その方たちはどこでプロポーズするのかなと。
考えられるのは自宅ですが、家でプロポーズすると言っても、どう準備すればいいか悩む方が多いのではないでしょうか。そこで今年の5月に「おうちでプロポーズ」、そしてこのクリスマスに「おうちクリスマスプロポーズ」という企画を開催させていただくことになりました。もちろん、指輪と言葉だけのプロポーズでも素敵だと思うのですけれど、お二人の人生で1回の記念となる日なので、より彩りを添えられればと、ブライダルジュエリーに併せてお食事とお花を一緒にご提案することにして。
お食事の提供元を探すにあたり、全国発送していただけるなど運営に関わる条件が合致するのはもちろんですが、何よりも、ビジネスに対する想いに共感できることが重要でした。VMG様のホームページを拝見した際に、特別な体験を伝えていきたい、また古き良きものを継承していきたいという、弊社と共通する想いを強く感じて。また目指す組織像が全く一緒だったことにも共感し、オファーさせていただくに至りました。
高橋:
ありがとうございます。初めてお話を頂戴した際に、歴史的な建造物を世の中に残すということに、御社の代表の方も熱い想いをお持ちだという風に伺っていました。私共も歴史的・文化的に価値のあるものを世の中に残したいということで取り組んでいる会社になりますので、通じるものを感じました。「歴史的・文化的に価値がある」というのは、もちろん建物だけに限ったことではなく、プロポーズや結婚式といった文化もしっかりと紡いでいきたいと考えております。
私共はレストラン事業と婚礼事業を軸としていますが、レストランに関しても「アニバーサリーレストラン」というテーマを掲げており、個人催事をご一緒にお手伝いしていきたいという想いで、様々な取り組みを行っています。中でも特に力を入れているのがプロポーズです。
コロナ禍の中、会場に足を運んでプロポーズということではなく、ご自宅の中でも素敵なプロポーズを…という今回の企画内容にも共感し、ぜひご一緒させていただきたいと思いました。
渡邉:
今回の企画もそうですが、弊社では特別な体験をお客様にお届けすることを大切にしています。そもそも弊社で取り扱っているジュエリーは、結婚やお子さまが生まれた記念日など、人生の節目でお求めいただくことがほとんどです。お客様にとって一生に一度の特別なお買い物であり、想いが宿るアイテム。だからこそ、お客様お一人おひとりに真摯に向き合いたいといつも思っています。
特別な体験をお客様にお届けするためにこだわっているのが、スタッフの教育です。プロとしてジュエリーや宝石の知識をしっかりと持った上で、フェアな立場でお客様と接することを徹底しています。そしてこちらから何かを一方的に提案するのではなく、お客様が何を必要としているかをコミュニケーションを取りながらきちんとヒアリングしていく。ベストなものを一緒に探っていくという姿勢を、創業当初よりずっと守ってきました。
高橋:
私たちもお客様に特別な体験をご提供するために、スタッフの人柄を非常に重要視しています。人材採用の最大の基準は「グッドパーソンであるかどうか」。「お客様の想いを叶えたい、お手伝いしたい」というマインドがあるかどうかです。
私共の施設で行われるプロポーズの成功率はほぼ100%なのですが、その秘訣はやはりスタッフの人柄の良さだと感じています。
建物などの会場ももちろん大切ですが、最優先されるべきはおもてなしやサービスだと考えています。けれど、ことに婚礼事業ではサービスや料理が会場決定の後に紐づいてくるということが少なくありません。そこに私たちは違和感を持っています。一生に一度の特別な日を彩る日にご提供するサービスや料理は、特別なものでなくてはいけない。そこには妥協せずこだわっていますね。
VMG様の運営される神戸のレストラン ルアン。プロポーズフェアでお届けするお料理はこちらで作られます。大正時代に贅を尽くし建てられたセセッション様式の迎賓館は他では味わえない、ラグジュアリーかつノスタルジックな雰囲気。建物はもちろん、サービスやお料理にもこだわり、そこでしか味わえない特別な体験を提供されています。
渡邉:
細部までこだわる、ということですよね。先ほど建物の話が出ましたが、弊社ではショールーム施設に関しても、本質的な部分を重視するよう心掛けています。通常ブライダルジュエリーの店舗を作る際には、アクセスの良さや立地が重要視されることが多いかと思います。しかし私たちは、大切なお買い物の時間を過ごす場所だからこそ、建物の雰囲気や店舗の内装、インテリアに最もこだわるべきなのではないかと考えていて。
例えば銀座ショールームは大きな窓があり、採光が非常に良いのが特徴です。通常の宝石店はスポットライトで照らす空間が非常に多いと思います。それはスポットライトを当てた方が宝石がキラキラして見えるからなのですが、私たちはいかに、普段身に着ける生活空間に近い環境で商品を見ていただけるかが重要だと考えました。ですから常識に反して、あえてとても大きな窓のあるショールームを作ったんです。
高橋:
確かにジュエリーはスポットライトで照らされているイメージがあります。そういう意味があったんですね。
銀座ショールームは開放感のある明るさが特徴。いつもの生活環境に近い状況下で、ダイヤモンドやリングをお選びいただくための工夫です。
渡邉:
そうなんです。あとは売りに走るのではなく、体験などの付加価値を提供することで、お客様とコミュニケーションを取っていきたいというのもこだわりのひとつですね。
例えば今でしたら、11月22日のいい夫婦の日に向けていい夫婦の日キャンペーンを開催しています。今年は30組のご夫婦に「いい夫婦とは、どんな夫婦だと思いますか」などの夫婦にまつわる質問を投げかけて、その回答をカレンダー形式で掲載しています。“夫婦”と“指輪”は直接的に関係しないと思われるかもしれませんが、指輪の先にある、ご夫婦の生活を豊かにするような提案ができれば良いなと思い企画しました。
高橋:
その企画をきっかけにお客様が新たな気づきを得る…ということですよね。一言で言ってしまうと販売したい商品をプロモーションすれば良いというお話じゃないですか。けれどまずは接客や企画、店舗などを通して体験を提供するという形でプレゼンテーションしていく。そして最終的に指輪を想いをもってお求めいただくということですよね。物を売ることが先にこない。その企業スタンスに共感します。
渡邉:
企画する私たちとしてもやりがいがあります。提供している商品や想いにきちんと自信を持っていれば、結果はついてくるんじゃないかと思っています。
高橋:
弊社のレストランには各店に必ず一人、プロポーズプランナーを置いているんです。 実は私自身もプロポーズプランナーを務めさせていただいています。プロポーズプランナーというと女性が多いのですが、プロポーズの予約は男性がされることがほとんどですよね。同じ男性という立場だからこそ、力になれることも多いと思うんです。
私共のレストランに来てくださるお客様は、派手にプロポーズをしたいというよりも「確実に安全にプロポーズを進めたい、けれどアイディアがない」という方が多いんです。やはり男性は不器用なところがあるので。そこに男性ならではの提案をして、一緒に女性を喜ばせましょうと寄り添う姿勢を心掛けています。
予約を入れる瞬間というのは、不安で仕方ない男性が「かっこ悪いかもしれないけれど勇気を出して予約をした」という状況じゃないですか。それをいち早くキャッチして、とにかくそのお客様を優先しお電話をする。そこから30分から1時間のお時間をいただいて、徹底的にヒアリングするんです。素早くコンタクトを取ること、そしてメールやラインではなくあえて電話にこだわることで、不安を和らげ安心してプロポーズに臨んでいただけるように努めています。
渡邉:
男性のお客様から、プロポーズの時はご飯も喉を通らないくらい緊張したというお話をよく伺います。
高橋:
そうなんですよ。男性からすると、どれだけスマートにプロポーズまでの段取りを進めるかが重要です。例えばたまに着替えたいという方がいらっしゃるのですが、着替えの時間をどれだけ短くできるか。あとは指輪を当日渡したいというお客様の場合、もたつかず指輪を取り出せるようにということも大切ですよね。そういったことを踏まえて、当日何を着ればいいかという細かい部分まで、お客様と打ち合わせさせていただきます。プロとして提案して、その通りにすれば成功するという信頼感と安心感を提供したいんです。
渡邉:
でもそうやって、女性のためにプロポーズをしてあげたいという想いがあること自体が素晴らしいですよね。プロポーズってなくても結婚できるわけじゃないですか。弊社に来てくださるお客様もそうですが、どうしていいか分からないけれど、心のけじめとして贈りたいって。そのアクションがすごく素敵ですし、私たちも嬉しいんです。
そんな男性の気持ちに応えたくて、私たちが展開しているのが「ダイヤモンドでプロポーズ」というサービスです。
プロポーズというと指輪がイメージされると思うのですが、私たちはダイヤモンドだけでプロポーズするという提案をしています。男性の方がプロポーズをしようと指輪を探しに行かれた際に、彼女の指輪のサイズが分からない、デザインの好みが分からないという方がほとんどなんですよね。逆に女性からしてみれば、サプライズで婚約指輪を贈られるのは嬉しいけれど、一生に一回だからこそ、好きなデザインが選びたいという方が結構多くいらっしゃって。そこで立ち上がったのがこの「ダイヤモンドでプロポーズ」という形なんです。もちろん今回の「おうちクリスマスプロポーズ」でも「ダイヤモンドでプロポーズ」をお選びいただけます。
高橋:
これは嬉しいですね!プロポーズの際にどうしても箱をパカっとしたいというお客様は非常に多いですから。男心をよく分かっていますね(笑)
男性って皆さん結構しっかりと考えている方が多いですよね。だからこそ、私たちもその想いに応えて、きちんとしたサービスとお料理で、人生に一度の晴れの日を全力でサポートさせていただきたいと思っています。弊社のスタッフは「叶えたい・お手伝いしたい」というマインドのある者ばかりなので、当日は指示しなくても、みんな勝手に動いてくれています。お客様もスタッフもみんなが相手のことを思いやっている。アニバーサリーに関わる仕事場にいるということは、幸せなことだなと思います。
渡邉:
本当にそうですよね。私たちも採用面接などで外部の方とお会いする際に、どなたからも「どうして皆さんそんなにハッピーなんですか」と言っていただくのですが、それはこういうビジネスをしているから。お客様からいただくものがすごく多いのだと思うんです。
高橋:
そうですよね。なんというかその人のために…やり過ぎちゃいますよね(笑)
渡邉:
やり過ぎちゃいますよね。本当にそう!
高橋:
今回「おうちプロポーズ」で提供させていただくコースは、本企画のために特別にご用意したものです。テーマは本格的なコース料理を気軽にご自宅で、ということ。本来であればレストランでしかあまりお出ししない、オマール海老のフリカッセやスモークサーモン、本格的なパテなどを準備してお届けします。おうちでも特別な体験をしていただけるようこだわってセレクトしました。
渡邉:
実際に私も撮影のために盛り付けをさせていただいたのですが、温めるだけでカットする必要もないというのはすごく手軽だと感じました。
高橋:
華やかに盛り付けていただくには、ベビーリーフやミニトマトをお手元で準備していただくのがおすすめです。盛り付けの仕方を解説した動画もご用意しているのですが、もしかするとそういった飾り付けは、料理をし慣れない男性に、少しお手間を取らせてしまうかもしれません。でも、普段ジュエリーに無頓着な男性がダイヤモンドの品質にこだわるのと同じで、普段料理をし慣れない方が繊細なフレンチをコースで出すという意外性も、ご提供できたらと考えております。
渡邉:
綺麗に整っていなくても、それも味というか。男性が慣れない中やってくれるということが、女性は嬉しかったりすると思います。あとは「クリスマスパーティーをしよう」と言って、お二人で準備されるのも素敵だと思います。一緒に準備することも思い出になりますし、自然な流れでサプライズプロポーズしていただけるのではないでしょうか。
高橋:
自然な流れで切り出すプロポーズも、いつものお部屋をロマンティックに飾りつけるような華やかなプロポーズもいいですよね。私たちの提供するサービスが、お二人らしいおうちプロポーズを形にするお役に立てれば嬉しいですね。
渡邉:
新しい生活様式が定着しつつある中、私たちが提供する「特別な体験」も形を変えていく必要があると思うんです。今回の「おうちクリスマスプロポーズ」もその提案の一つですが、VMG様は今後どのような特別な体験を提供していきたいとお考えですか。
高橋:
私たちはお客様に来ていただくことが前提という形から、変わっていくいいきっかけだと思っています。今回「おうちプロポーズ」で提供させていただくフレンチ料理の配送システムもその想いから生まれました。
次はそこにプラスアルファ何を表現していけるか、いかにアニバーサリーの特別感やロマンチック感をプラスしていけるかが重要だと思うんです。例えば同じ時間を過ごせないお二人のために、遠隔で同時に同じ料理をお出しするサービスを提供するのも素敵かもしれないですよね。
自粛期間を経て、プロポーズをしたいという方が増えているのを実感しています。そういった方々のお役に立ちたい。今後も日本一、プロポーズや様々なアニバーサリーを通じてお客様のかけがえのない時間をご一緒に演出する企業を目指して歩んでいきたいです。
渡邉:
私たちはもともとネットを軸にしたサービスを展開しており、自粛期間に入ったタイミングでオンラインショールームという新しいサービスも始めました。けれど、それでもまだまだ足りていないところも多いと思います。もっとコンテンツを増やし、より買いやすくシステムをブラッシュアップすることで、ネットでも安心してブライダルジュエリーを購入できるというイメージを浸透させていきたいです。
ネットでブライダルジュエリーを購入することには、価格が抑えられたり二人の好きな時間にじっくり検討できるなどの、様々なメリットがあります。今まで培ってきたカスタマーサービスのクオリティの高さはそのままに、より多くの方にご利用いただけるよう、どんどん新しい形を模索していきたいですね。
高橋 正英
大学卒業後、ホテルピエナ神戸に入社レストランマネージャーを務める。
その後ミシュラン星付きフレンチレストランやホテルにて勤務。
2015年バリューマネジメント株式会社に入社。
当時銀座7丁目にあったザ・スイート銀座マネージャーを経て
2017年4月オープンGINZA SIX内 ザ・グラン銀座の立ち上げに携わる。
現ザ・グラン銀座のレストラン統括マネージャー。
渡邉 静香
2012年株式会社キュー(現:株式会社ドリームフィールズ)にカスタマーサポートとして中途入社。
カスタマーサポート部リーダー職を経て2014年から人事業務を兼任。
2015年新卒採用の立ち上げから5期の新卒採用と、中途採用を担当。
2018年より広報業務に従事。ブランドの認知拡大に取り組む。
婚約指輪は3万個以上のダイヤモンドと60種類以上のデザインの組み合わせ、結婚指輪は90種類以上のデザインから。セミオーダーでありながら適正価格。お二人だけの唯一無二のブライダルリングをお届けします。