クリスマスプロポーズポーズフェア2018に込めた想い
- 更新日:2021.11.19
11月から始まったブリリアンス・プラスのクリスマスプロポーズフェア。
今年は恒例の婚約指輪・ダイヤモンドルースの短納期配送やダイヤモンドギフトBOXプレゼントに加え、今年のホワイトデーフェアで好評だったSOW EXPERIENCE様の体験ギフトを抽選でプレゼント。
「体験ギフト」をプレゼントしようと考案したきっかけやその想い、今後の展望について、フェアを企画した戦略企画チームの横田とWEBデザインを務めたWEBデザインチームの戸田に語ってもらいました。
— 今年のクリスマスプロポーズフェアはメインの特典としてSOW EXPERIENCE様の体験ギフトを贈られていましたが、今年のホワイトデーフェアでも実施されていましたよね。そもそもSOW EXPERIENCE様の体験ギフトをプレゼントしようと考えたのはなぜなのでしょうか?
横田早紀(以下、横田):ホワイトデーフェアの企画内容を考えている際、「婚約指輪をもらったはいいがつける機会がない」「結婚指輪もつけなくなった」などの記事を目にし、婚約指輪を贈ってもつけてもらえなかったり、二人で考え抜いて選んだ結婚指輪をつけなくなるというのは単純に悲しいなと感じたんです。
それであれば指輪だけでなく、指輪をつけて過ごす特別な時間・体験までを提供できればと思い、SOW EXPERIENCE様に体験ギフトの提供を依頼しました。
— 体験というと、他企業では、テーマパークのチケットやお食事券などを提供されているのを見かけますが、なぜSOW EXPERIENCE様を選ばれたのでしょうか?
横田:ブリリアンス・プラスがオンラインストアをメインとしたブランドだからです。
ありがたいことにブリリアンス・プラスでは全国からご注文をいただいており、沖縄や北海道、本州から遠く離れた離島の方まで、お客様の所在地は驚くほど多岐にわたっています。
そのため、どんな地域のお客様でも喜んでいただける「体験」でなければならず、全国どこでも楽しめる体験が詰まっているSOW EXPERIENCE様にお願いしようと考えました。
そもそも、SOW EXPERIENCE様を知ったきっかけというのが、自分の両親の結婚記念日のギフトを探している時で、そこから頻繁に利用していたこともあり、その便利さや、もらう側にどのように喜んでもらえるかは実感があったので、そういった点で安心できたのも大きいです。
— ページのデザインを担当された戸田さんとしては「モノ」の特典と違ってやりにくさはなかったのでしょうか?
戸田瑶佳(以下、戸田):特にやりにくさというのはなかったですね。写真で十分表現はできるので。
確かに「モノ」であれば単純にページの雰囲気に合わせて撮影すればそれっぽく演出できますけど、その特典の写真だけで人の情感に訴えかけるのは中々難しいので、そこは「体験」が特典になったことによってメリットが生まれていると思います。
また、私個人としても「モノ」よりも「体験ギフト」のほうがいいな、と思ったことがあって。
最近家で飼っている犬をトリミングに連れて行った時に、クリスマスだからということでお店からキラキラに装飾されたかわいいチャームをもらったんです。でも、この子は男の子だし、私自身そんなキラキラした服も着ないし…。
何かを贈りたいという気持ちはすごく嬉しいんですけど、結局使わなかったり、いらないものだと忘れてしまったり、もったいないんですよね。
SOW EXPERIENCE様の体験ギフトであれば自分たちにあったものを選べるし、普段滅多にできないような体験を選べるので絶対に忘れないし、ページ上でも自信をもってお客様に伝えることができたと思います。
— 実際に前回(ホワイトデーフェア)当選されたお客様からはどういった声が届いているのでしょうか。
横田:先方のご担当者様に伺ったところ、パラグライダーやガラス吹き、クルージング、ディナー、整体、ヘッドトリートメント等々、皆様、思い思いのお時間をお過ごしいただけたようでした。
普段できないような特別な体験ができたと皆様喜んでくださっているようです。
— クリスマスプロポーズフェアのページも普段のブリリアンス・プラスとは違う少し非日常な雰囲気になっていますね。
戸田:そうですね。いつもブリリアンス・プラスでは白を基調としたページにしていますが、クリスマスプロポーズフェアでは反対のダークトーンをテーマに制作しています。
使用するフォントも普段メインで使用しているゴシック体は控えめに、格式高いクラシカルなフォントをメインで使用しています。
とはいえ、あくまでも普段のブリリアンス・プラスらしさにどこまで「クリスマスの特別感」を盛り込めるかというラインを慎重に見極めながら作っています。
クリスマスというとキラキラ、華やかなイメージがありますが、そこを押し出しすぎるとブリリアンス・プラスの落ち着いた印象やミニマルなデザインが損なわれてしまうので、例えばTOPの画像も光の演出は端に少しだけ、アクセントとして使う色もボルドーなど彩度の低いくすんだ色を選んで使用しています。
暗くてよく見えないかもしれませんが、背景に映り込んでいる小道具にもこだわっていて、例えば、リングを置いているガラスケースもゴールド部分が真鍮(しんちゅう)加工がされたぎらつきの少ないアンティークっぽいものを選んでいます。
特別感は残しつつ、でも日常からかけ離れすぎない演出というのは非常に気を付けましたね。
— ページの構成も前年と比べ、お客様の声が盛り込まれていたり、特別感はありつつもリアルなストーリー要素が強くなっていると感じます。
戸田:そうですね。ページTOPから見ていくとよりそのストーリーを感じていただけると思います。サイトのTOPページからフェアページの前段でプロポーズシーンの写真をメインに配置し、ページ下部に遷移すると、テーブルの上で夫婦が手を取り合っている「結婚後の家庭の写真」になるという、ある一組の夫婦の物語を感じていただけると思います。
— 確かに例年に比べサイトTOPの導線から作りこまれていると感じましたが、苦労した点などはありましたか?
戸田:例年は企画書をもらって、それを私が咀嚼してページに落とし込む、というシンプルな形で制作を行っていたのですが、今年はデザインの策定から写真の内容まで、横田をはじめ多くのスタッフに関わっていただきました。
いろんな方の視点が入ったことで自分では思いつかなかったような見せ方や、デザインを行うことになり、大変だった半面、非常に勉強になったと感じています。
横田:サイトTOPのキャッチコピー一つにしても20案くらいの中から絞り込みましたよね。写真についても、使用するリングや、手の角度まで色々と検討しました。
— 今後の特典やキャンペーンも体験型のものを中心に考えられているのでしょうか?
横田:そうですね。ただ、当たり前ですが、あくまでもお客様は特典ではなく、「自分好みのジュエリー」を求めてブリリアンス・プラスを訪れるのでブリリアンス・プラスで買う文脈上で不自然でないかどうかは慎重に見極めたうえで選択していきます。
お客様にとってもブランドにとっても意味のある特典・キャンペーンにはしたいので。
— 「意味のある特典・キャンペーン」にしていきたいということですが、横田さんにとって「ブリリアンス・プラスで買う意味」とはどこにあると思いますか?
横田:難しいですが…、しいて言えば「本質に近づける」ところだと思います。
デザインもですが、流通経路や、販売金額の構成についてもブリリアンス・プラスはとてもシンプルです。だからこそ自由度が高く、個人の想いや色が映え、「本当に大切にしたいこと」がより投影できるブランドなのではないかと思います。
— 今後はどういったブランドを目指したいと考えていますか?
横田:婚約指輪も結婚指輪も、そもそもジュエリー自体、突き詰めれば「なくても生きてはいける」ものです。
ですが、大切な人を想って贈ったり、二人で永い時を共にする指輪やジュエリーを選ぶという行為そのものがお二人の人生の中で特別な「体験」になりうるからこそ価値を持っているのだと思っています。
だからこそ、オンライン・オフラインがシームレスに融合し、相乗効果を生んでいるブリリアンス・プラスは更にその土壌を活かし「ジュエリーを買う喜びや感動」について突き詰め、「人に伝えたくなるような最高の買い物体験ができるジュエリーブランド」を目指していきたいと考えています。
戸田:前回のインタビューでも渡邉が言っていたように、ブリリアンス・プラスは「ただものを売るだけでなく、ジュエリーを選ぶ時間や身に着ける瞬間まで最高のものを提供したい」という想いがあります。他ブランドではプロポーズの瞬間やジュエリー自体の美しさにフォーカスしたクリエイティブが多いと感じていますが、ブリリアンス・プラスでは結婚前やその後のストーリーも感じ取れるクリエイティブを制作していきたいですね。
横田:確かに、結婚前もそのあとも、お客様の暮らしに寄り添う「パートナー」のように思っていただければ嬉しいですね。
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