夫婦の時間に寄り添う特別なコーヒー vol.03
- 更新日:2022.08.10
おいしい豆の選び方はわかってもその豆を生かしたコーヒーを自宅で淹れられるか不安…。そんな方も多いかと思います。
しかし、手軽でない分、そこには言葉にならない想いやぬくもりが宿るもの。お店で飲むのとはまた違った特別な味わい深さがそこにはあります。
今回も前回に引き続きGLITCH COFFEE&ROASTERSの小坂田さんに、はじめてでもできるご自宅でスペシャルティコーヒーを淹れる方法を伺っていきます。
この記事の概要は…
POINT
材料はすべてスケールで正確に計る
水の温度が高すぎるとドリップの際余計な水分が溶け出してしまうので注意
スペシャルティコーヒーを淹れる上で重要なのが『レシピ』。レシピが異なれば、同じ豆を使って淹れても、味はまったく違ったものになるとのこと。
GLITCH COFFEE&ROASTERSさんでは、毎週焙煎方法を変えているため、抽出方法もそのたびに変わるのですが、今回は基本的なレシピで淹れていきます。
ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、スケールに乗せ、0g表示にします。そこにミルで挽いたコーヒー豆を平らに入れ、10秒間で70gのお湯を注いでいきます。
5回混ぜます。お湯を注いでからここまでを約30秒で行います。
お湯を140g注ぎます。真ん中から細く、土手を崩していくように注いでいき、スケールの表示がトータルで210gになったら一旦止めます。最初のお湯の投入からここまでの経過時間は約60秒。
スケールが260gになるまでお湯を注ぎます。
抽出したコーヒーを攪拌します。
POINT
熱すぎると味がわかりづらくなってしまうため、撹拌(かくはん)することで温度を落ち着かせ上部と下部の味の濃度を均一にします。
できあがったコーヒーをカップに移し、完成です。
スペシャルティコーヒーに使用するコーヒー豆は全世界の5%にも満たない貴重なもの。品質がそもそも良いため、レシピに則って淹れれば誰でもその豆を活かしたコーヒーを楽しめるとのこと。
ぜひこの機会に、皆さんもご自宅でパートナーのためにスペシャルティコーヒーを淹れてみてはいかがでしょうか?
次回は、スペシャルティコーヒーをよりおいしく楽しむためのマグカップ選び。
使用する豆や、淹れ方だけでなく、コーヒーを注ぐマグカップでもスペシャルティコーヒーは様々な味わいを楽しむことができます。是非ご覧ください。
小坂田 祐哉 (YUYA KOSAKADA)
1989年北海道生まれ。音楽業界からバリスタへ転進し、「Paul Bassett」のバリスタとして活躍後、「GLITCH COFFEE ROASTERS」の立ち上げメンバーとなる。GLITCHでの店舗立ち上げ経験を活かし、2号店であるCOUNTERPART COFFEE GALLAERYの運営全般を経験 現在はGLITCH COFFEEの新規卸先のトレーニングや企業向けのセミナーなども全般に行っている。
>GLITCH COFFEE ROASTERS
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